機動戦士ガンダム 水星の魔女 14話「彼女たちのネガイ」感想
やっぱりシャディクくん(推し)は…極悪人だあああああ~~~っ!!!!!
うわああああ~~~~~~…!!!!!!
(※『王様戦隊キングオージャー』のリアクションが印象的すぎるシュゴッダム一般国民の物真似)
私が前回の感想で「セセリアとロウジは一生本筋に関わらず学園ライフをエンジョイしてくるるんみたいな存在になってほしい」と
書いた途端の死傷者ありの学園襲撃ですよ……ほんと水星の魔女はすぐこうだ……
毎回感想書かないと次の回でそれが吹っ飛ぶ出来事が起こる……油断も隙もあったんじゃない……
(それはそれとして緊急事態にちゃんと避難指示出して対処するセセリアはえらいなと思いました)
いや~~シャディクくんすごいな……そこまでやるか……
ソフィとノレアにじっと大人しく潜入する事なんてたぶん期待してないだろうとは思ったけど、
プラントクエタの事件を起こしたうえで二人をオープンキャンパスで暴れさせることが目的だったわけか……
えっ……シャディクくん恐ろしすぎでは??????
それが信念であるならばもうとことん手を汚そうぜ!!!と、当ブログは彼の修羅の道マラソンを沿道から応援してきましたが…
ここまでの覚悟とは……何も知らない学生達が恐怖のどん底に突き落とされる心の痛みと、
シャディクくんのあまりの腹括りっぷりに拍手したい気持ちが同時に押し寄せて震えてしまいましたよ…!!
「俺を拾ってくれてありがとう」って、
シャディクくんがサリウスパパを陥れる時に言ってほしい台詞ランキング第1位の台詞を言い放ったのにも地味に痺れました。
君さぁやっぱちょっと性格悪いよ!!!!それでよく自分のミオリネへの恋心だけは純粋だと思えたね!?!?
プラントクエタの事件も今回の襲撃もベネリットグループ(スペーシアン)にとってはアーシアンの脅威を印象付けるもので、
恐らく彼はわざとそうして両者の対立を煽動している。(むしろこれでそのつもりなかったらずっこける)
ソフィとノレアをランブルリング当日だけ送り込むんじゃなくて地球寮で少し過ごさせたのも、
地球寮を犯人役にして自分との繋がりを誤魔化して、さらにスペーシアンの憎悪を煽るため…??
両者を争わせた先にシャディクくんの最終目標があるのでしょうか。
一体どこまで血塗られた道を突き進むつもりなのか!?その果てにあるものは何なのか!?
許されなくたっていい!!!幸せになれなくたっていい!!!
ただただシャディク・ゼネリの生き様を最後まで見守っていきたいですね!!!
一方スレッタは、学園への襲撃によってようやくプロスペラの教えてきた正しさに疑問を覚えた様子。
ソフィを否定しようとしても、自分は他人のこと言えるのか?と…
代償は大きいし辛い思いをしたのはかわいそうだけど、呪いが解けそうなのは少し希望が見えてきたかも…
ソフィ達が学園を破壊する事を嫌だと思う気持ち、人を殺したくないって気持ち、
「お母さんの言う通り」だと自分に言い聞かせても涙が溢れる気持ちは、
彼女が学園での日々を通して育てた彼女だけの心だと思います。大事にしてほしいですよその心を…
逃げ出すよりも進むことをお母さん関係なく君が選ぶようになってほしい〜…!!
ミオリネの方も、デリングが愛情ある父親だと認めたうえで
彼のやり方そのものにはちゃんと「クソ親父」呼ばわりで反発してたのが良かったですね。
親子関係は修復しても親父のこと全肯定まではしなくていいというか、するべきじゃないと思います。
なあなあにされなくてよかった~~!!
水星の魔女は9話でのシャディクの恋心の扱いを見ても「根底に愛情があれば無罪」って話に
するつもりはなさそうなところが信頼できますね。そこはこのまま貫いてほしいです!
エリクトがエアリアルの中に取り込まれてる事もクワイエットゼロの目的も2クール目入って早々に明かしてきたので、
それがわかったうえでじゃあスレッタとミオリネ自身はどうしたいのか?って話をじっくりやってくれそうかな?
そして今回で何気に好感度が上がったのがエラン5号くんww
態度は舐めてるけど本当に舐めて生きてるわけじゃないというか…
本人なりの真面目な生存戦略と人生エンジョイしていこうというタフさの結果、
あのイラつく舐めた態度が出力されてるんだなと今回で強く感じましたww
死なないようパーメットスコア上げるのケチってるのにそこそこ戦えて生き残れるくらいにはMS戦も強い!
そして最初から生命倫理の終わった世界で生きてきたので今更テロが襲ってきたくらいじゃ動じないメンタル!!
こいつ最強か!?!?
あの打算的な生き汚さが憎めなくて、しれっと生き残ってほしい奴です!!!