機動戦士ガンダム 水星の魔女 15話「父と子と」感想
水星の魔女はいろんな父子関係があって、みんな違ってみんないい（悪い）！！
今回はそれらが全部盛りで味わえちゃう、まさに父と子とコンプリートフォームな話数でしたね！！
ダブスタクソ親父の家族への愛情を知り、心配しながらもクワイエットゼロを引き継ぐべきか悩むミオリネ、
父殺しの罪を引きずったまま地球の惨状を目にして、それでもジェターク社の危機を聞いて再起するグエルくん、
そして陥れた養父を前に平然とした顔で自らの野望を語るシャディクくん（推し）。
それぞれが自分の意思で父親と向き合っていました。
こういう対比の構図やってほしいな～って思ってましたが、いや～～めちゃくちゃ面白いですね！！
さて、今回はついにシャディクくんの目的が具体的に語られました！！！
「今のままでは力がなければ何も変わらない。だったら、俺はその力を…奪い取る」！！
うおお～～～いいぞいいぞシャディクくん！！！！野心燃やせ燃やせ～～！！！！
世界を変える力を欲するCV古川慎は最高だぜ！！！！
私の書いたこと、だいたい合ってたんじゃないですか！？
ただ…彼が目指しているのは確かにアーシアンが一方的に搾取される社会構造の解消ではあったけど、
それはニカが夢見るような融和、共存という形ではなく、対立させたうえで力関係が最終的に拮抗する状態…ですかね。
両者の対立を煽ってたのもそのためでしょうね。争いを失くすこと自体は目的ではないと…
現状ではアーシアンは散々働いても儲からない（利益はスペーシアンにとられてる？）って構造だったと思うので、
たとえ争いの火種が増えてもアーシアンも食っていけるようになれば今よりはマシって感じでしょうか。
「戦争シェアリング」がどういうものなのか今回だけじゃいまいちわからなかったので、
それがあの世界に本当はあった方がマシなのか、ない方がマシなのかは今は何とも言えないところ。
デリングとしてはもともと秩序を築く目的でそのシステムを作ったみたいですけど、
結局グループが儲けるためだけのものになっちゃったのかな…？？
しかしシャディクくん、ミオリネに協力を持ちかけた時もエアリアルを兵器として利用する気満々だったし
どの道戦争ビジネス的な事をやろうとは思ってたっぽいので…
もし決闘に勝ってミオリネを手に入れられても絶対嫌われてただろうな～～！！！
ミオリネがスレッタと出会う前に勇気出して告白していれば付き合うまではできたかもしれないけど、
こういうやり方にミオリネが喜んでついてきてくれたとはあまり思えない…
もし夫婦になったら、お互い傷ついて苦しんでひどい関係になっていたかもしれない…
思い出がきれいなうちにフラれといてむしろ良かったんじゃないかな～～！！！！
（※また悪口みたいになっていますが当ブログはシャディクくんの修羅の道マラソンを応援しています）
カテドラルのラジャンがミオリネに「お父上の計画継いでくださいお願いします！」とか言わないで
ミオリネ自身がどうしたいか決めるよう言ったのは意外でしたね。このアニメでは珍しい子供の自主性を尊重する大人だ！？
ミオリネはどうするんだろう。宇宙議会連合の人もそろそろ絡んでくるんだろうか。
宇宙議会連合って、ベネリットグループの外側の中立スペーシアン？がそもそもどういう立ち位置なのか不明だから
どの程度の権限のある勢力なのかもまだよくわからないですね。
