えきふの夢

アニメ・マンガ・ゲームの感想や萌え語りを書いたりしてます。

勇気爆発バーンブレイバーン 雑感

1話の口コミを聞いて以降リアタイしてずっと見てました!最後まで賑やかでやりたい放題の楽しいアニメだったと思います。

しかし、途中から「あっ…これ私が面白いと思って期待してた部分は勘違いだったんだな…」
っていう寂しさというか、熱が冷めた距離感は感じてしまいましたね。

具体的に言うと……まあ……「ブレイバーンの正体がスミスだったって辺りで萎えた」ですね~~!!


いや序盤からそうなんだろうなとは思ってましたよ!?いろんな演出とか台詞がそう匂わせてたし。
でもスミスがブレイバーンって事になると個人的には「熱い」よりも「なんか嫌」に感じるノイズの方が多かったから、
頼む違ってくれ!もしくはそうであっても「熱い」が勝る答えを示してくれ!!と祈っていたわけです。
そして結果としては……やっぱり「なんか嫌」の方が勝ってしまったかなとw


ブレイバーンになった事で人の話を最後まで聞かなくなり、真実も打ち明けず、
仲間が死んでる戦場でヒーローごっことイサミ愛で気持ちよくなってるスミス
」っていう結果的な事実が
どうしても「なんか嫌」ですww

どういう神経してんだそれは!?
常識の違う宇宙人ならギリギリ許されたかもしれないけど…元人間のしてていい神経じゃなくないかそれは…???
例えばスミスが元々そういう内面を持ってて、ブレイバーンになった事でそれが解放されただけだよって話なら
まだ良かったんですけど。少なくとも私にはスミスがそういう奴には見えなかった…
ので「クーヌスと融合した事で自我侵食されてない?かわいそうに」としか思えず。
ブレイバーンの在り方(特に変な部分)をスミスの在り方の延長線上にある意義あるものだとは、あんまり思えませんでした。

う〜〜ん……「いろいろふざけてたけど、とにかくイサミとブレイバーン/スミスの絆は本物なんだね!」くらいの
読後感にはなりたかったんですけど、微妙なところでしたね。


それと…単純な私の趣味としてもブレイバーンは宇宙人(人外)であった方がおいしかったかなぁって。

私はブレイバーンとイサミの関係性に、
戦闘妖精・雪風』のガワがギャグっぽくて暑苦しい版みたいなのを期待しちゃってたんですよね。
人類と会話ができるようで全然違う思考や価値観を持った機械とそのパイロットみたいな…
要は人外と人間のバディモノだと思っていた。

変な宇宙人ロボと出会って何やかんや変な絆を育む話かと思いきや、その宇宙人ロボの正体は元人間のしかも身内だったという。
初対面でいきなりイサミに惚れてねっとり味方してくる変な宇宙人ロボなんて、最初からいなかったのだ……
なんて勿体ない……!!それほどまでに、ブレイバーンは変な宇宙人ロボとして魅力的だった……
(それに加えて上記の通り元人間になっちゃうと色々な言動や姿勢が許されなくなるだろ!?っていう減点)

この惜しさはあれですね、
「『仮面ライダービルド』の邪悪な地球人石動惣一概念が超推せると思ったらエボルトに操られてるだけの善良な被害者だった」
時に匹敵するものを感じましたよ!!


そんなわけで、楽しかったんだけど惜しいアニメでした。