機動戦士ガンダム 水星の魔女 22話「紡がれる道」感想
いや〜〜すごいな水星の魔女…めっちゃちゃんと話終わりそう…
スレッタとミオリネがようやく手を取り合うところはウルッときました…
みんな同じ方向を見ている…シャディクくんすらも…（そして燦然と輝く一人だけ異次元の方向を見ているラウダくん）
個人的には今回こそがシャディクくん（推し）の救いが示された回だと思いました！！！
20話の感想で言った通り、私はシャディクくんが「誰も信じない」を貫いた事は悲しい事だと思っていたんですよ。
その信念は結局彼が一番欲しかった勝利や幸福をもたらさなかったし、
むしろ決闘の敗因になったりミオリネに告白できない足枷になったりしていた。
自分への自信や誇りとかそういう前向きさにもあまり繋がってなかったと思う。生き辛さだったと思う。
だからもし彼に救いがあるとしたら、それは「何かを（誰かを）信じられること」なんじゃないか、
そうであってほしい……と願っていたんですよ。
今回のミオリネが「私を信じなさい！」と意趣返しで手を差し伸べたのは……もう最大の"それ"じゃないですかぁ！！！！
ミオリネに協力して作っていく不確かな未来を信じること、罪を償いながら世界を少しでもマシにしていくことが、
彼の当初の願いを違う形でもきっと叶えていくだろうし、彼個人にとってもすごく救いになるんだろうな……って、
希望を感じる事ができましたよ……あんな素直に笑えているんだから、もう大丈夫ですよね……
ううっ…シャディクくんにこんな、これ以上ない救いがあってよかった……よかった～～……！！
それに今回のミオリネとのやりとりが私の「強くなったミオリネをちゃんと見てほしい（ナイト気取りやめろ）」
って願望も叶えてくれたのがめちゃくちゃ嬉しかった～～！！！
どうよシャディクくん、これでもうミオリネの後方騎士面は卒業できそうかな！？！？
「見違えたな」の言い方はこいつ自分の事ミオリネの元カレくらいの立場だと思ってない？？（付き合った事もねぇくせに…）
って感じがあってちょっとイラッとしましたけど…ｗｗｗ
でも少なくとももうミオリネを「花婿が守るべき穢れなきお姫様」とは思わなさそうかな？
いや～～……今回で私がシャディクくんに一番拾ってほしかった可能性を一番良い形で見られてしまったので、
もはや当ブログがシャディク・ゼネリくんに求める事がなくなってしまいました……
20話の時にあったやるせなさが全部成仏してしまった！！！！！
一瞬期待した「グエル…汚したなミオリネを」VS「ミオリネ…汚したな兄さんを」VSダークライも特に起こらなさそうなので
ラウダくんは普通に兄のグエルくんに任せて、あとは手錠ライフをのんびり(？)過ごしたらいいんじゃないでしょうかね！！
いや、ミオリネとの協力がエピローグじゃなくて今行われるものだとしたら
何かしら最後の盛り上げに参加してくるかもとは思うけども！！
今回のシャディクくんの描かれ方や、スレッタの「正しくても間違っててもやった事は取り返しがつかない」って言葉を考えると、
彼だけでなくメインキャラだいたいみんなが「取り返しのつかない」結果を招いてしまっていて、そこに罪はあるんだけど、
でもそこで何もかもおしまいになるわけじゃない……って前向きな方向に物語が収束していく予感がしますね。
なら、グエルくんが弟と戦う事になるのはグエルくんの「取り返しのつかないこと」と向き合う時が来たって事なんだろうなぁ…。
ラウダくんがパーメットスコア上げて暴れるのは確実だけど、なんとかどっちも死なないでほしい～…！！！
