えきふの夢

アニメ・マンガ・ゲームの感想や萌え語りを書いたりしてます。

水星の魔女フェスに行ってきた

機動戦士ガンダム 水星の魔女』フェス 〜アスティカシア全校集会〜 に行ってきました!!昼の部!!


いや〜〜めちゃくちゃ楽しかった…放送終了直後に作品外のメディアでそこそこ残念な事(後述)もあり、
イベントの空気どうなるんだよこれ!?ってちょっとハラハラもしてたのですが…
会場の空気としてはだいたいみんな楽しめてる感じだったし、やっぱり水星の魔女好きだなぁって気持ちや、
ちゃんと愛を持って作られた作品だよなぁって事を(別に疑ったわけじゃないけど)再確認できた、良いイベントでした。


オリジナル朗読劇は「クソギャグ文化祭回」って感じでしたねww
本編中のどこか…というわけでもない「水星の魔女放送終了記念」の謎時空で
死人も逮捕されてる人もワイワイ楽しくメタ発言もしながらのやりたい放題な感じ。

ラウダのグエル好きやシャディクのミオリネ好きはだいぶ暴走してたけど、
でもこいつら本編でもちょっと面白いレベルだったし…不思議と「キャラ崩壊」とは思わない塩梅ww
シャディクくんなんて、何のしがらみもなく公然とミオリネ大好き芸人やってるのが一周回って尊くすら感じられたぞ!!

私はついこないだ古川慎さんのライブのチケット抽選が外れたところだったんですけど、
ここでまさかの古川慎さんの生歌(ガンダム社歌をミ~オ~リネ~♪にした衝撃の替え歌)が聴けてお得でしたwww


クソギャグ朗読劇(前半)のあと、本編の名場面ダイジェストの中で生アフレコ、生演奏、主題歌ライブをやって、
またクソギャグ朗読劇(後半)になって最後は会場みんなで株式会社ガンダム社歌を大合唱!
着ぐるみのエアリアルもゴンドラに乗って登場して、観客に手を振ってるという面白さしかない光景が広がりましたww

シリアスなノリとコミカルなノリを同時並行で味わえるような、
まさに『水星の魔女』を凝縮したような密度の高い、素晴らしい楽しさだった…
こういうアニメイベントってあんまり行かないんですけど、構成、脚本、演出どれも良かったと思います。


一番最後にはミオリネがスレッタに「ホルダー関係なくあんたは私のパートナーなんだから、胸張んなさい」と声をかけ、
会場からこの日聞いた中でも大きめな歓声と拍手が巻き起こりました。やっぱ例のアレを気にしてた人、多かったんだな~…
(※その直後に今だけスクリーン撮影可能ですとアナウンスがあって、上の写真はその時撮ったものです)


「例のアレ」とは、この記事の最初にも書いた「そこそこ残念な事」であり、
ガンダムエースの記事に載った(スレッタとミオリネの)「結婚」という言葉が電子版で削除されて、
その事に対する公式声明が二人の結婚を「憶測」扱いするというかえって火に油では!?!?なものだった事です。

この事に関して私の個人的な意見を述べますと…

nagatsukiekifu.hatenablog.com

最終回の感想で書いた通り、私は雑誌の記事があろうとなかろうとアニメはどう見ても二人の結婚を描写していると読み取りました。
なんか声明を見るとあたかもどうとでも取れるように描写したかのような物言いで、
確かに友情と恋愛をあえて曖昧に描写する作品もあるとは思いますが。(他作品でいうと『ユーリ!!! on ICE』なんかそうだと思う)

しかし水星の魔女は違うでしょう。
結婚してないという解釈はミオリネの「家族になるんだから」やエリクトの「小姑」の台詞をなかった事にしないとできないので、
映像としては最初から結婚しか描写していない意図でしょ…と。

「それを言葉で補足する事は(何らかの理由で)できないけど、俺たちは映像で描いたつもりだからみんなは読み取ってくれよな!」
ってくらいの姿勢なんじゃないかと思います。少なくともこのアニメのストーリーに直接関わったスタッフさん達は。


映像作品としてはその姿勢は最初から一貫していて、
イベントでの「パートナー」発言も改めてその姿勢を示したに過ぎないのかなと。
それでもあの声明で「えっ結婚って解釈してほしくないの!?」って困惑は広がってしまったと思うので、
こういう形でもう一度示してくれた事にはほっとしましたね…ひとまずよかったよかった。

まあ…恐らく政治的なポーズとして登場人物の同性婚を明言できないらしい…って事は
それはそれとして議論された方がいい問題なのかもしれないけど……
私はそこら辺の内情憶測とか犯人捜しにエネルギーを使いたくないので、これ以上言及はしないでおこうと思います…

何か制約があったにしろ、映像作品としては十分な描写でしたし
「制約のせいで不十分になった、台無しになった」とは感じさせなかったのはすごいんじゃないかなぁと思います。
作品外のインタビューや広報まわりでは言葉を避けて不自然な感じにはなったんでしょうけど、
作品そのものは筋の通った面白いものになっていたので、私としてはもうこれでいいかなって。

そんなわけで改めて結婚おめでとう!!ですよ!!お祝いの花もいっぱい来てました。