えきふの夢

アニメ・マンガ・ゲームの感想や萌え語りを書いたりしてます。

ファイアーエムブレム 風花雪月: ドゥドゥー推しのタルティーン差分回収チャレンジ

nagatsukiekifu.hatenablog.com

黒鷲(帝国)ルートをクリアしてから1ヶ月くらい。サイドストーリーの煤闇の章もクリアしたし、
4月に『FFⅦR』も発売されることだし残る教団ルートを始めようか…と思っていたところですが!

まだ帝国ルートでやり残していたことがあったのです!!


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それは…EP.17「タルティーン平原の戦い」の差分回収!!!!


私の最推しであるドゥドゥー=モリナロくんが壮絶な最期を遂げたこのステージ、
なんとドゥドゥーが魔獣化する前に倒したうえでステージクリアすると
その後のイベントでディミトリの最期がドゥドゥーに看取られるもう少し救いのあるものに変わるそうな。

ディミトリのために命も人間であることも捨てたドゥドゥーの選択も私は大好きですが…
これは青獅子主従大好き人間としては絶対に見なきゃ!!!!と。


そして…


この特殊会話に辿り着くまで5回かかりました。


苦労しましたよ…。
1回目はマップ右側のシルヴァンを完全無視して全員でドゥドゥーのいる方に高速進軍してみよう…と
神速の構えを使ってみましたが、魔獣化するモブ兵士が余計に増えて手に負えず失敗。

2回目は移動力の高いイェリッツァ(死神騎士)だけドゥドゥーの方へ急がせたけど魔獣化されて失敗。

その時魔獣化したのが4ターン目だったからそれまでに倒せばいいのかな?と思って、
3回目は4ターン目で倒せる距離まで近づいたけど今度は3ターン目で魔獣化される。
あれ!?!?!?お前の「頃合い」っていつ!??!ターン数じゃないの!?!?!?

ここで初めて条件がターン数じゃない事に気付く。たぶん距離だなこれは!?
4回目はその範囲がどこまでなのかを探る事に専念しました。その次で確実にクリアするために。

いや~、だって…そう何度もやりたいステージじゃないですからねこれ…。


私は昔から好きになったキャラがよく死ぬので推しの死に様も楽しめるタイプのオタクとはいえ、
決して傷を負わないというわけではない…。しかもこれ、朝の通勤電車とかでやっているのだ。
平日は家でやる時間がとれなかったので、毎日電車で1回ずつチャレンジ。
きょうのわんこ」みたいな感覚で「きょうのタルティーン」をやるわけ。
それが3日続いた段階で精神的なダメージがけっこうでかい。

ドゥドゥーが「頃合いだな」って言った瞬間暁美ほむらみたいな顔しながらリセットボタンを押す日々。

ドゥドゥーが魔○になるのを阻止するまで時を遡り続ける私先生、さながら魔法少女だな…
そのうち業が深まりすぎてドゥドゥーがアルティメットドゥドゥーになっちゃうんじゃないかな…とか
しょうもない事を考えるようになっていたので、もう次で絶対クリアしたいなと。


そんなわけで4回目チャレンジの検証作業!
リシテアにイェリッツァをドゥドゥーの近くまでワープさせて、ひたすら「頃合い」ゾーンの境界を探る。

敵陣ど真ん中に単騎突入させられては次ターンで四方八方からボコボコにされて死に続けるイェリッツァ先生。
大変申し訳ない。

イェリッツァを置いてターンエンドして魔獣化されたマス、セーフだったマスをメモ。

その結果…
ドゥドゥーの「頃合い」の範囲は魔獣化した時の初期位置から攻撃の届く範囲(移動4+射程2)とほぼ同じだとわかりました。
(ギリ大丈夫かと思ったマスでもダメなのがあったので「全く同じ」ではないかなと…)

そしてターン数は関係ない。範囲に入れば1ターン目でもディミトリに「どこまでもお供します!」って言った直後に
「頃合いだな」とか言い出すし(早えーよ!!)、逆に範囲に入りさえしなければ10ターン過ぎても頃合いにならない。


ちなみに魔獣化するモブ兵士は最大8体。ソシャゲ並みに石配布してんなドゥドゥー!!!

8ターン目まで1ターンに1体ずつ増えますが、順番としては

  • 1ターン目: マップ右のシルヴァン(敵将)の正面の騎兵
  • 2ターン目: スタート地点の上の橋を渡った左にいる剣士
  • 3ターン目: 上記の剣士の右側にいる騎兵
  • 4ターン目: シルヴァンの陣の下側のいる剣士
  • 5ターン目: 3ターン目の騎兵の右上にいる騎兵
  • 6ターン目: シルヴァンの陣の上側にいる剣士
  • 7ターン目: 5ターン目の騎兵の右下にいる剣士
  • 8ターン目: 一番奥(ドゥドゥーの近く)にいる剣士

で固定だと思います。たぶん。

8ターン目の奴は、再移動か遠距離攻撃できるユニットで倒して左に2マス以上離れてないと
ギリギリドゥドゥーが魔獣化する範囲内に入ってしまうという罠のような配置です。

(※なお、上記の攻略法は難易度ハードでやった場合なのでノーマルだと微妙に違うかもしれません)


もうこれで完璧!!!!覚悟しろドゥドゥー!!!!!!


5回目の挑戦でついにドゥドゥーどころかモブ兵士全員の魔獣化を阻止成功!!!
イェリッツァ先生もいろんな意味でMVPです。


以下は特殊会話イベントを見た私の感想となりますが……泣きました。
苦労して辿り着いた甲斐がありました……。

このイベントはスチルもなし、モデルもなしの真っ黒な画面で
顔グラ以外はディミトリとドゥドゥーの声だけの描写のイベントになるんですが、すごかったです…。

風花雪月はイベントシーンのモデルでできる描写が限られているので、
細かいシチュエーションの時にはドラマCD的な状況説明台詞も挟まれたりします。
しかしこのイベントでは、そういう台詞はなくてドゥドゥーの声のトーンだけで
ドゥドゥーがディミトリを見つけてもう助からないって気づいたこと、
ドゥドゥーが泣いていることが明確に伝わってきました。

ドゥドゥーは魔獣になる時の苦しそうな叫びだって結構抑え気味の叫びだったのに、
そんな彼が陛下と何度も叫び、感情の溢れ出した声で死にゆくディミトリに想いを告げる姿はすごく心に刺さりました。
彼の声にここまでの激情が感じられたのはこのイベントくらいじゃないでしょうか…。


最後に「さぞ、お疲れでしょう。安心して、お眠りください」と言われたディミトリが
きっと眠るように息を引き取ったのも、すごく刺さりましたね…。

だってディミトリって、1部の会話からも察せられるに「安心して眠った」事が恐らくほとんどない人なんですよね。
ダスカーの悲劇で生き残った自分を責めて、死者の声が聞こえるせいで、夢見が悪いから。
ドゥドゥーは彼がぐっすり眠る姿なんて一度も見た事がないんじゃないでしょうか。

そういうディミトリがこの時にドゥドゥーの言葉を聞いて「良かった…」と、初めて「安心して眠った」んだろうなって…。
それが戦に負けて死ぬ時だったっていうのはあまりにも悲しい事ですが、救いのある最期でした。


青獅子ルートでの二人の支援会話やペアエンドの事も思い出して色々と考えてしまったんですけど、
やっぱりドゥドゥーってディミトリよりも先に死んだらいけないんだな…と思いました。
ディミトリにとって彼はダスカーの悲劇の中で唯一救えた命で、彼を救えたからこそ自分にも生きている価値があると、
自分の存在意義をドゥドゥーの命に担保しちゃってるところがあるわけで。
ドゥドゥーが死んでしまうと「死なせてしまった」「救えなかった」って自分を責めてしまう。

青獅子ルートでの闇堕ちも、王位に加えてドゥドゥーの命も奪われたことがトリガーになっていて、
このタルティーン平原の戦いでもドゥドゥーの生死がディミトリの最期を憎悪を満ちたものにするか
多少穏やかなものにするかを分けている。

だから、ドゥドゥー自身にディミトリに命を捧げる覚悟がどれほどあろうとも、
生きてディミトリの側にいて、自分は幸せだと、ディミトリの手が確かに救った存在があるのだと、
証明し続けなければならないんだな、と…。それがドゥドゥーの使命なんだなと…改めて思いました。


やっぱりこの二人の関係大好きだな……と心を引き裂かれつつも強く感じました。


ちなみにこの特殊会話は見た後にセーブしてもイベント鑑賞には追加されません!!
30秒しか録画できないSwitchでがんばって動画を撮りましょう!!!!

もしくはAFTER BATTLEのデータを取っておくか…。


私はAFTER BATTLEのをうっかり上書きしてしまったので、
英語音声版も聞くためにもう一回やろうと思いま~~す!!!!!\(^o^)/