えきふの夢

アニメ・マンガ・ゲームの感想や萌え語りを書いたりしてます。

ファイアーエムブレム 風花雪月: ドゥドゥー最推しによる黒鷲(帝国)クリア感想

黒鷲(帝国)ルートクリアしました~~!!!!

ポケモン盾やるとか言って実際やってたんですが、ポケモンは寄り道し邦題なゲームなのでだらだらとやってしまって
ちっとも殿堂入りできず…。寄り道不可な風花雪月をやった方が逆に早いのでは…とこっちを再開しました。

続きから感想です。


nagatsukiekifu.hatenablog.com

nagatsukiekifu.hatenablog.com


金鹿、青獅子とやってきて2度も皆殺しにしてきた黒鷲の学級のみんなをついに生かす事ができるルート!!!
ベルナデッタが原っぱのど真ん中で真っ先に殺されずに済むルート!!!満を持しての黒鷲ルートです。

長くなっちゃったので項目分けました。


1部のドキドキ感はすごく良かった

1周目(金鹿)で炎帝の正体とエーデルガルトの目的を初めて知った時には
「えええこれ黒鷲選んだ人どうなっちゃうの!?黒鷲絶対1周目に向かないルートじゃない!?!?」って
おののいたものでしたが、実際やってみるとこれが1周目でもかなり面白いんじゃないかな~って思いました。

金鹿、青獅子の視点ではエーデルガルトは宣戦布告するまでは普通に学校生活を送っているように見えていましたが、
黒鷲の視点では彼女が何かクーデター的な事を企んでいるんじゃないかっていうのを割と最初から匂わせているんですよね。

彼女を「斬る」か「守る」かプレイヤーが実際に問われる事になるのは1部の最後ではあるものの、
1部全体を通して「あなたはエーデルガルトの味方をしたいですか?」って常にプレイヤーに考えさせるような見せ方に
なっていたので、初見でそこを悩みながら進めるのもきっとドキドキして楽しいんだろうなって思いました。


2部はエーデルガルトの物語としてはちょっと物足りない…

ただ…「エーデルガルトと共に歩む」物語としては1部のその選択をした時点がピークで、
2部は少し気持ちが乗りきらないかな…という印象でしたね。個人的に。


まず、5年後の千年祭での再会シーンの熱さがどうしても金鹿や青獅子より下がってしまうという…。
あの熱さは帝国が敵側って状況が大前提にあって…戦争で廃墟と化した学び舎に、かつての同窓会の約束だけを頼りに
散り散りになった仲間達が集まる!!よっしゃこっから反撃開始だ!!ってなるから熱いんですよね。

帝国側だと支配してる側なので、みんなが大修道院に来るのに危険を冒す必要がないし
そもそも部隊として戦略的に来たわけで、別に同窓会の約束を目的に集まってくれたわけじゃないんですよね…。
だからみんなが先生を求めてくれてる度がだいぶ下がるというか……先生は寂しいよぉ……というか……。
「そういえば今日は奇しくも千年祭の日だな…」くらいには思ってくれてたんでしょうけどね。

まあ、そこはやっぱり世界の秩序を壊す側になる唯一のシナリオなので
基本シナリオの文法から外れてしまうのは仕方ないのかなとも思うんですけど。


もう少し何かあっても良かったんじゃないかな~って思ったのは、
プレイヤーがエーデルガルトの気持ちと同調しづらかったところですね。

貴族社会が人々の未来の可能性を奪っていること、紋章が重視されているから貴族社会になってしまうこと、
それをなくすにはその紋章重視の価値観を流布するセイロス教を抹殺するしかないこと、
そしてレア様が討つべきやべー奴だということ。
この辺の事が情報としてはちゃんとわかるんですが、それを「エーデルガルトと共に」成し遂げる事としてできるような、
もう少しこちらの気持ちを後押ししてくれるようなシナリオだったら良かったのになぁと思いました。

彼女がその目的と手段を選ぶ決意をしたのは先生(=プレイヤー)と出会うずっと前の話で、
プレイヤーのあずかり知らぬところで既に決まってたことなんですよね。
ゲーム開始時点で彼女の生き様が完成されているし、2部での戦いも彼女がずっと前から計画していた事を
その通りに実行しているにすぎないので、「一緒に何かを決めた」感がちょ~っと薄かったかなと。


まあ、金鹿、青獅子でもプレイヤーはそれぞれ級長を導いているというより実際は
級長が自分の信念を貫くのをただ見守っているって感じで、そっちはそれで良かったんですけど。

でも黒鷲(帝国)では見守るだけじゃなくてプレイヤー自身も同じ目的を持ちたかったんですよね。
やっぱり、世界を敵に回す側になる事で目的のハードルがちょっと上がるので…。


レア様やべー奴だし一度ブン殴った方がよくない?????」っていう願望は
1周目の金鹿の序盤で既にわいていたものではあるものの、
エーデルガルトがブン殴りたかったのはレア様個人の人間性ではなくレア様が確立させた社会構造なわけで。

だからプレイヤー自身にも「レア様がやべー奴だから」以上の戦う理由がほしかったんですけど、
実感としては結局レア様がやべー奴だという事しかわからなかったな…という印象でした。


「こりゃ秩序壊してでもレア様ぶっ倒した方がいいわ!!!やっちまおうぜエガちゃん!!!」
って気持ちになれるもうひと押し…あとひと押しでいいから何か欲しかったんですよね~~……!!

そこがエーデルガルトと「対等」な気持ちになるにはちょっと足りなかったところかなと思いました。


2部はプレイヤー自身の心の耐久力チャレンジを楽しむゲーム

エーデルガルトの物語としては惜しい部分があるんですが、
プレイヤー自身の心を試すゲームとしては3学級のルート屈指の面白さでした。


金鹿でも青獅子でも、明確な敵であるエーデルガルトじゃない方の級長とは本格的に敵対するわけじゃないんですよね。
金鹿ではディミトリに直接手を下す事はないし、青獅子ではクロードを助ける展開になりますし。
それが黒鷲(帝国)ルートではクロードともディミトリともガチの殺し合いをする事になる!!!!

しかも私のプレイの順番では金鹿と青獅子をクリアしたあとのこれなので、
クロードとディミトリの事をよく知って十分好きになったうえで満を持して殺すというひどい事になりました。


これ、一番心の負荷が上がっていく順番を選んでしまったんじゃないでしょうか????

金鹿クリアしたあと次に青獅子と黒鷲どっちやるかはアミダで決めたんですけど、
いや~~黒鷲(帝国)を3つのうち最後に回して良かったです!!!!最高の順番ですよこれ!!!!!!


3周目でようやく気付いたクロードの孤独に心を抉られる

ひどすぎるこの選択肢。


何がひどいって、ここでクロードを殺そうが生かそうが別にシナリオやゲーム進行に特別変化はないというところ。


それによって、「殺す」を選んだプレイヤーが「そういうシナリオだから」とか「その方がゲーム進行上得するから」とか
ゲームのせいにする事ができない。クロードを殺した罪を100%自分自身の選択として背負わなきゃいけない。

どうやったらこんな邪悪な選択肢を思いつけるんだって感じですよ。

ちなみに私は殺しました。(こうなったらもう徹底的に自分がより傷つく方を選びたかったので…)


しかしここでの戦いや青獅子でのクロードの在り方も振り返って、
クロードってすごく孤独な奴だったんだなぁ…とじわじわと気付いてしまい、なんだかすごく悲しくなりました。


クロードって仲間の死を背負おうとか、死ぬまで戦おうとかって絶対にしないんですよね。
戦うより勝つよりもなるべく死なないのが一番大事というか。命乞いまでするし。
そこが、ディミトリやエーデルガルトのフォドラ人の価値観と違うのはもちろん、
戦闘民族っぽいパルミラ人とも価値観が違う。クロードはどちらからしても確かに「異物」なんだなって…。

でも、自分は逃げる気マンマンで仲間にも逃げていいよって(きっと全員に)言ってるのに
この黒鷲(帝国)ルートではジュディットもヒルダも逃げてくれなくて、死ぬまで戦う事を選んでしまうわけで。
それがクロードにとってはすごく悲しい事で、かつ理解できない事だったんじゃないでしょうか。

ヒルダは戦いをめんどくさがりながらもなんだかんだでゴネリル家の武人なところが
すごくカッコイイ女の子ではあるんですが(死亡台詞もあくまでいつもの軽いノリの口調なところがかっこよかった…)
クロードは自分と似た争い嫌いの相棒ならきっと逃げてくれる、逃げてほしいって信じてたのでしょう。
そういう悲しみが「死ぬまで戦うとかお前らしくないだろ!!!」って言葉から伝わってきました…。


1周目で金鹿を進めていた時は
「クロードの奴、孤独気取ってるけどちゃんと仲間のこと好きだし慕われてるし全然そんな事ないじゃん!」って
思っていたんですが、あれは……クロードが一番救われていた姿だったんですね……。


クロード=フォン=リーガンという男は、仲間のことが好きでもそのために命はかけない……
でも慕ってくる仲間は命をかけるから、ひとりぼっちになってしまう……
仲間を好いて、仲間から慕われるだけじゃ……報われないんだこいつは……。


「きょうだい」という執着できる繋がりを得て仲間たち全員と生き残って、初めて報われるんだ……。


その事に3周目になってようやく気付いて、めちゃくちゃ悲しくなってしまいました。


ディミトリとドゥドゥーの支援Aペアエンド~破滅ver.~に心を抉られる

このルートじゃ処刑されずに王位に就いたし多少まともな精神状態なのかな…
と思ったら別に全然そんなことなかったディミトリに草が生え散らかすタルティーン平原。


むしろ復讐鬼のままちゃんと王もやってるせいでタチが悪くなってるよ!!!!!!!!!
下手に兵士にも慕われているせいで民を確実に死に導いてしまっている!!!!!!

王の為に死を選ぶ民とそんな民の為に死を選ぶ王!!!!

絵に描いたような死の螺旋!!!!!!悪循環!!!!!!!!!


黒鷲(帝国)のファーガスは滅ぶべくして滅んだ王国ですね。
ディミトリの主君としてダメなところがこれでもかと現れていました。

そうなんですよね~…ディミトリの弱者や死者に寄り添う生き方って例え正道を選べたとしても
結局身を滅ぼしかねない危ういもので、青獅子ではそれがなんとかギリギリの所で助かったにすぎないと思うんですよ。
少し運命が違えば簡単に破滅へまっしぐらの「猪」っぷり…。


それがディミトリ=アレクサンドル=ブレーダッドという男が抱えた業であり…


私のディミトリの大好きなところでもあります!!!!!!!


そんなわけで、ディミトリ達との死闘は大変楽しく心を抉られることができました!!!!!!!


うん…本当に心をメッタ刺しにされましたね…(当方ドゥドゥー最推し)


「人間」としての最期の瞬間に笑いかける…「ディミトリ様」と名前で呼ぶ。
「ただ一人の…」に続く言葉は何だったのか。主君か、友人か、それとも家族か……。

それをどうしても考えてしまう。
考えてしまうようにできている。青獅子で二人の支援Aとペアエンドを見た後だと。


だって明らかに内容被せてきてるんだぜこれ!??!?!?!?!?!?!


ドゥドゥーがディミトリを名前で呼ぶのも二人の支援Aで辿り着くゴールだし、
(完全な呼び捨てでなく一歩届かない「様」が付くのがまたニクい)
ペアエンドで「家族のよう」だった二人だから、ドゥドゥーが言いかけた言葉はきっと…って想像しちゃうでしょ!?


二人のペアエンド見て喜んでたプレイヤーを
ピンポイントで殺害しようとしてるでしょ!!?!?!??!?!


これは二人の支援Aペアエンドの破滅ver.と言っても過言ではないですよ!!!!!!


ドゥドゥーはダスカー人って理由だけで「化物」呼ばわりされるのに傷ついていたんですよ…。
それをディミトリだけが「人間だと認めてくれた」事が、救いだったのに…
いや、救いだったからこそ……文字通りの「化物」に、魔獣になるのも怖くなかったんですね…彼にとっては……。

そして、人の姿ではなくなってもう言葉も話せなくなったその魔獣をさ…
ディミトリはちゃんと「ドゥドゥー」と呼んでくれるわけ。決して憐れまず、それでも「人間」だと認めてくれる…。
最期まで隣で戦おうって言ってくれる。そうやってディミトリはもう引き返せなくなっていく。

見事にお互いを死へ導き合ってしまいました。


青獅子で復讐鬼と化したディミトリに対しても「殿下は最初からああいうお方」と言い切ったドゥドゥー。
その時点で、この二人には一緒に破滅できる可能性だってあるなと思ってはいましたが…。

まさか……こんな考えうる限り最強の破滅の形が見られてしまうとは……。


穏やかな幸せを掴んでももちろん良いし壮絶な破滅を迎えても良い……

ディミトリとドゥドゥー……やっぱり大好きだ………

そう強く思いました。


このステージに限っては学友や顔見知りを殺してしまった時のあの悲しいBGMがなくて、
雨の音だけが響くっていうのがまた、心に刺さりましたね……。


普通にステージ難易度が高くて心を抉られる

…などと、今振り返って書けばタルティーン平原は闇の萌えの名産地だったと落ち着いて(?)書けるのですが。

ゲーム的にはSwitchブン投げたくなる程の過酷なステージでした……。


難易度ハードでやってますが2時間半かかりました。
味方ユニットも4人やられる。(カジュアルモードにしてて良かった…)

初見のマップだから増援がどこからどれくらい来るのかわからない。
途中で乱入してくるレア様が強すぎる。レア様もディミトリも距離無視反撃の「応撃」スキル持ち。
特にレア様は1人目の仲間でHPを半分削って2人目で追撃かけようとすると「待ち伏せ」スキルで
必ず必殺発動で殺してくる。まさに「必ず殺す」と書いて「必殺」。
そして次のターンにはHP全快。一撃で倒すか、確1で耐えられない限り倒せないという。


どうしようかめちゃくちゃ悩んで、そうだ!とメルセデスの騎士団が「祝福付与」持ってたのを思い出して
これなら必殺待ち伏せにも耐えられるじゃん!!と、フェルディナントとヒューベルトの二人にかけたら…


必殺1の奇跡を起こした男、フェルディナント=フォン=エーギル!!!!!


こういう奇跡が起きる時、うわゲーム楽しい~~~~~!!!!!!!ってなりますよね!!!!!!
アドラステア帝国の歴史にフェルディナントの名が未来永劫刻まれた瞬間でした。


ラスボス戦もまあまあキツかったですけど、まだ味方ユニットを一人も失わない余裕があったので
やっぱりタルティーンが今までやったどのステージよりもキツかったですね。
シミュレーションゲームの戦闘はずっと集中してないといけないから、
時間がかかればかかるだけプレイヤー自身の気力も削られますし…(ヽ´ω`)

でも、おかげでタルティーンはシナリオ的にもゲーム的にも壮絶な死闘となり、
一番好きなコンビであるディミトリとドゥドゥーとそんなステージで戦えたのは楽しかったです。
やっぱりゲームは必死こいてやっと勝てるくらいが一番達成感があって楽しいですね。


3学級のルートをひとまず終えた感想

これにて無事にメインの3学級のルートをコンプしました!!やった~~~~~!!!!!!

3周終えるのに192時間かかりました。遅い方でしょうか…?


一番生徒達への愛着が沸いたのは初見なのもあって1周目の金鹿、
一番シナリオに感動したのは青獅子、一番殺し合いを楽しめた(よくない言い方)のが黒鷲(帝国)、ってところですね。

残すは黒鷲(教会)ルートで、こっちは1部の分岐直前のデータを使いまわそうと思うのですが…。
近々配信される第4の学級のサイドストーリーを待ちたい気もします。
追加キャラは本編でスカウトもできるようですし、せっかくなら仲間にしたいですからね~。


教会ルートは帝国ルートのやべーレア様を見た後で果たしてモチベが持てるのか…??と心配ではあります。

でもまあ本筋にモチベが持てなそうだったとしても、ツィリルとリシテア、シャミアとカトリーヌを
ひっつけて萌えるためにがんばろう…という保険を用意してあるので、きっとがんばれると思います。
(この2組のペアエンドは金鹿、青獅子の時から見たかったんですがなんやかんやで失敗してしまったのです)