えきふの夢

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妖怪学園Y ~Nとの遭遇~ 10話感想: 待望のメラ&獅子黒主役回

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妖怪学園Y ~Nとの遭遇~ 10話「走れ!Yタイムズ報道部」感想


待ってました主従主役回~~~!!!!!!


獅子黒の霊体化スキルに「アーチャーのサーヴァントじゃん!?!?!」とか、(※FGOにも獅子黒と同じCV日野聡のアーチャーがいる)
マタロウの「よかれと思ってやったんだ!」に「えっCV日野聡がよかれと思って!?!?」とか(※遊戯王ZEXALのCV日野聡のキャラの口癖)
反応してしまい、話と全然関係ないところにもはしゃぎまくった回でした。


しかし…相棒への想いを拗らせているのは獅子黒の方だと予想していたのに、蓋を開けてみれば
めちゃくちゃ感情がクソデカなのはメラの方だったっていうのには驚きました。衝撃の真実ゥでした。

今ある怨霊の獅子黒カズマが、メラが幼い頃に死んでしまった獅子黒カズマ本人の霊…かどうかはわからないんですね。
メラが憧れた男と同じ姿をしただけの、メラが生み出した幻なのかもしれない。
けど、メラがそう思ってるだけで、ちゃんと本人の魂の延長上にある存在なのかもしれない。

そのどちらなのか明らかにしなかった所が、想像の余地が持ててすごく良かったですね…。


私の想像としては、どちらでもあってほしいというか…故人の獅子黒カズマの意思も持っていてほしいです。

例えるならそう、思い出のマーニー』みたいな感じで…。


あれもマーニーの正体は○○だったわけですけど、幻であって幻ではなかった…
その意思や愛情は確かに実在したのだ…っていう結末が美しかったんですよね。
獅子黒だってさ、メラに「本物じゃなくてもいいから側にいてほしい」と頼まれた時の、あの優しい微笑みとかさぁ…

あれ、意思の宿ったものであってほしいですよ……切実に……。


自分の善行を隠したがるほど照れ屋なメラ先輩が、獅子黒に「一緒にいてくれてありがとう」と
素直な言葉で伝えるのがめちゃくちゃ可愛くて愛おしかったんですけど、
あんなに獅子黒のことが大好きな姿を見ていると切なくもなってしまいます。
獅子黒カズマの優しい幻はただ黙って寄り添ってくれるだけなので…。(それでも尊くはあるんですが…)

目標である獅子黒が側にいてくれるから前向きにがんばれる彼は決して報われてないわけじゃないんでしょうけど、
なんとか、なんとか獅子黒側からメラにアプローチする事はできないんでしょうか!?!?
そう願わずにはいられません。


そんなわけで、「獅子黒(推し)回だ~!!ヒャッホ~~イ!!!」って明るく騒ぐつもりだったのに
ガチめにしっとり切なくなるエピソードがお出しされたのでした。きれいな話でした。

アニメ放送開始前にキービジュアルで一目見て推しだと確信したキャラクターのエピソードが良い話でよかったです。


それにしても日野社長……主従の運命を炎で結びつけるの好きすぎでしょ……。


イナズマイレブン アレスの天秤』の野坂と西蔭も火災現場で運命の出会いを果たしたり、
妖怪ウォッチ シャドウサイド』の酒呑童子と洞潔も「炎の決別」をしたりしていました。

う~~ん、これは正直……すごくいい趣味をしてると思います(悔しい)


レベルファイブ作品でよくあるシチュとしては「交通事故で死ぬ」「入院している家族」などがありますが、
炎の主従関係」もこの調子だともはや伝統芸と化しそうですね!!!!!!!!