妖怪学園Y ~Nとの遭遇~ 8話「Nとの遭遇 君はUFOを見たか?」感想
本筋が進んだこともあり、話自体はシリアス寄りな今回でしたが……
霧隠ラントが日野社長の性癖の集大成すぎて爆笑しました。
しかもトドメに特別エンディングまである。
すごい…これだけの要素を一人の人物に詰め込んじゃうのか!?!??!
しかもそれをたった1話で一気に視聴者に浴びせるという…。
回想シーンはもはや話のテンポを落としてまでいちいち挟まれるし、
ギャングだった過去も「毒をもって毒を制す」タイプのキャラである事も本人が全部台詞で説明してくるし、
どうしても霧隠ラントに詰め込まれた萌えを省略せずに1話に収めて伝えたいのだ…という(社長の)執念を感じました。
そんなすごい力技の話運びが、なんか……楽しかったですね……。
私は説明台詞の割合が高いとモヤるかキレる時が多いんですけど、今回はむしろそれが面白かったみたいな…。
なんででしょうね…????????(困惑)(でも楽しかったからいいや)
ラントくんの圧倒的な存在感と性癖の圧が凄まじかっただけでもすごい回だったのですが、
本家『妖怪ウォッチ』シリーズのエンマ本人(シルエットのみとはいえどう見てもエンマ)が登場したり
これまでのシリーズの「妖怪」と今作の「怨霊」の概念の違いが説明されたりとか、世界観に関する重要な情報もありました。
私のシリーズ履修度を話すと…まともに見たのはテレビアニメの『シャドウサイド』で、
ケータくんが主人公のシリーズのテレビアニメはとびとびで見ていて、ゲームは一切やってなくて、
映画で見たのは『鬼王の復活』『FOREVER FRIENDS』『猫はHEROになれるか』なので、
世界観にそんなに詳しいわけでもないんですけど。
「妖怪」と「怨霊」は呼び方だけじゃなく性質も違ったんですね~!てっきり「天族」と「聖隷」くらいの違いかと。
バケーラ達は「妖怪」メダルになっているけど存在的には不安定な「怨霊」って事でいいんでしょうか?
どういう立ち位置なんでしょうね。とりあえず獅子黒カズマ(推し)には当分成仏しないでほしいんですが。
そして今回は『イナズマイレブン オリオンの刻印』の記者の紀村さんもゲスト出演したりなんかもしました。
イナイレのアニメ終了後にゲスト出演作で報道部を左遷されるとかいうひどい目に遭ってて笑ってしまいました。
(このシーンはラントくんのストリートギャング設定にも笑うのに忙しくてぶっちゃけ何の話してたか忘れました)
レベルファイブ作品間でのゲスト出演だと他には財前総理と五条さんが『ダンボール戦機』に登場していましたが、
財前総理は暗殺されそうになるし五条さんは洗脳されるし、みんなロクな目に遭いませんね~。
あとは今回でラントの変身とジンペイの2番目の変身が初披露でした。
ラントのはLBXっぽいスタイル(顔立ちは『WARS』っぽい)で、ジンペイのは色と芸風がジャンヌDっぽかったですね!