えきふの夢

アニメ・マンガ・ゲームの感想や萌え語りを書いたりしてます。

7年かけてついに完結 帰ってきた 名探偵ピカチュウ クリア感想

『帰ってきた 名探偵ピカチュウ』をクリアしました~!!

nagatsukiekifu.hatenablog.com

2016年にニンテンドー3DSで『名探偵ピカチュウ~新コンビ誕生~』が発売されてから、実に7年…
その間にまさかの映画化を挟み、そして映画のヒットのおかげか…今年、本家ゲームの方の完結編もついに発売されました!!!

ありがとう!!完結してくれてありがとう!!!!!!

まずはこれに尽きますよ!!!

続きからネタバレ感想です。


プレイ時間はサブクエも全部やって12時間くらい。難易度は前作よりやや簡単になったような?
なんか前作より話も短いような気がしたけど、前作のプレイ時間(『新コンビ誕生』と完全版合わせて)は
合計6時間くらいだったのでたぶん気のせい。ゲームのボリュームとしては増えているはず。

まあ、今作はぶっちゃけ前作でほぼヒントを出し尽くしたピカチュウの正体と、ハリーとの再会っていう
風呂敷を畳む段階をやるだけだったのでストーリーとしてはコンパクトに感じたって事かもしれない。

ストーリーに関しては本当に後は風呂敷畳むだけだったんですけど、前作で解決したR事件とは別の企みが絡んできて、
畳むだけじゃない面白さがあったと思います。
今作の「ポケモンの意識を人間が乗っ取る」っていう新しい企みは映画版の設定の逆輸入っぽさがありましたね。

それでいてその意識を乗っ取るための装置の見た目がまんま初代ポケモン(赤緑)のマサキの転送装置なのが、
初代オマージュにもなってて面白かった。マサキがポケモンになっちゃったのは意図してない事故だったけど、
事故じゃなくて本当にポケモンになる目的だとこうなるのか〜と。
黒幕のマーロックの外見もどことなく「りかけいのおとこ」風でしたw

竹林でピザの材料集めるくだりはもしかして『ピカチュウげんきでちゅう』のオマージュだったんでしょうか!?
ストーリー上別になくてもいいようなイベントの気がしたので、わざわざこんなのがあるのはオマージュなのかなって!
過去回想でハリーがピカチュウに物を取ってきてもらう流れも
めっちゃ『ピカチュウげんきでちゅう』みがあったし…たぶんそうですよね!?そう信じておきます!!

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ピカチュウの正体に関してはまあ5年前に予想した通り。
映画版でも言及した事だし、わかり切った事だったけど、本家ゲームの方でついに答え合わせできた感慨深さはひとしお。

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映画版をジェネリックエンディングとして見て号泣したものですが、
ゲームでハリーとの再会を見たらやっぱりまた泣いちゃいましたね。

ハリーの人格が入っていない時のピカチュウの声はアニメでおなじみ大谷育江さん。これも映画版の逆輸入かな。
ゲーム前作で既にCV大谷育江ピカチュウ(恐らくサトシの)がゲスト出演していた気がするけど、細かい事を気にしてはいけない。


いつものゲームのポケモンと少し違う世界観も、前作から引き続き楽しめましたね。
ポケモンバトルを前提とした「トレーナー」ではなく、日常の「パートナー」としての人とポケモンの関係性が良い感じ。

今作はピカチュウを操作するパートもいっぱいあったので、
通訳の伝聞じゃなくて直接ポケモン達に話しかけて口調や個性を楽しめました。これが一番面白かったかもしれない。
これ見たさにピカチュウ操作時は用もなくマップにいるポケモン全員に話しかけて回りましたw

しかし、登場するポケモン達がガラル地方のポケモンまでで、パルデア地方のポケモンがいなかった事に関しては
当初はSV発売前に発売する予定だったのだろうか…と思ったり。


少し寂しかったのはQTEの失敗パターンがなくなった?事とピカチュウの声を大川透さんが続投できなかった事でしょうか。
大川さんに関しては大川さんご自身の健康面の都合もあると思うのでそこはしょうがない。
QTEは前作ではあえて失敗してピカチュウがあさっての方向へ飛んでいくのを楽しんだりした覚えがあるのですが、
今作は目押しじゃなくてほとんど連打のQTEで、しかも連打せずほっといても失敗にならなかったような。
失敗パターンもたくさん楽しみたかったんですけどねw

まあそれでもやっぱり…完結してくれた感謝が一番大きいし、楽しめました!!!
完結してくれて、帰ってきてくれてありがとう、名探偵ピカチュウ!!!!

クリア記念にプロントのコラボドリンクも飲んできました。