えきふの夢

アニメ・マンガ・ゲームの感想や萌え語りを書いたりしてます。

記憶消してもう一回初見で読みたい

●マギ 26巻感想

 
マギ26巻を発売日に買って読んで戦慄してから1ヶ月…。
ずっと感想書こう書こうって思ってたんですがなかなか書けずにいました。ついに書きます。

いやぁ…もう最高だった……。

前回の25巻でアリババと白龍が互いに正反対の決意をした時点で、
この両者の来たるべき対決は凄まじい信念のぶつかり合いになるに違いないって確信を持てた。
そしてついにその時は来た…。

この、アリババVS白龍の全てが理想そのものだった!!!
マンガを読んでいてこんなにもページをめくっていくのが勿体ないと感じたのは、いつぶりだろう!!!!

アリババに刃を向ける白龍は、笑顔なんだよな。嬉しそうにしてる。
ただアリババを亡き者にしたいわけじゃない。
「バルバッドの国民の脳もぶち壊すぞ」とか、わざわざ挑発してくる。
なんで挑発するかっていうと、アリババを怒らせたいから。
なんで怒らせたいかっていうと、本気で自分と戦ってほしいから。
本気のアリババとぶつかったうえで勝たなきゃ、意味がないから…。
だから、自分を殺さずに金属器だけを壊そうとするアリババの無粋さが頭に来る。

アリババと戦いたくって戦いたくってしょうがなかったんだよ、白龍は…!!!

だって見ろよ!!!ベリアルを魔装する時の登場の仕方を!!!!
煙に包まれながら、触手みたいに操る骨だけが伸びてきて!!アリババの首を縛り!!
そしてページをめくると!!!満を持して煙の中から姿を現す!!!
見せつけるように!!!!俺を見ろと言わんばかりに…!!!!!
(ていうかこの登場演出かっこよすぎじゃねぇ!?!?!?!?!)

そうでなくては!!!戦わなくては、意味がない!!!!!

対するアリババは、あくまで戦いに来たわけじゃない。
説得しに来たんだよね。かつての「真面目で優しい、いいやつ」だった白龍を信じて。

だから、それを取り戻すためのあらゆる言葉を投げかける。
白龍の開き直ったメチャクチャな選択にあらゆるツッコミを入れる。
世界そのものの存亡の危機なのに金属器使い同士で内ゲバしてる場合じゃなくね?
王が国民の脳ぶち壊すとか本末転倒じゃね?
堕転した人間は炭になって死ぬのに本当それでいいの?
大事な姉ちゃんと敵対してもいいの?って。

でも、白龍はそれを全部はねのけてみせる。アリババの言葉は、白龍の心には響かない。
だってアリババが「いつも誰かの下で戦ってきた、一人では何も成せない王の器」だから。

じゃあ、アリババも自分の信念を証明するには、白龍に一騎打ちで勝ってみせるしかない。
戦わなくては、意味がない!!!!!!
だから、「連れ戻す」じゃなくて「倒すッッ」!!!!!


その言葉を聞いた瞬間の、
白龍が見せた最高の笑顔ときたら……!!!!!!

この瞬間、練白龍は報われたんだよ…。
ずーっとずーっと追いつけなかった眩しすぎる存在と、やっと対等になれたんだよ…!!

よかったッ…!!!よかったな白龍ッ……!!!!
お前の人生、今最ッ高に輝いてるよぉ!!!!

†真っ黒な輝きでな……!!!!†


そんなわけで白龍最高すぎました。

でも今後どうなるんだろう…アレとかコレとか…って心配もありますが、
今はそれは置いといて、彼の阿修羅が如く生き様に酔いしれときます!!!!!

ありがとう!!!ありがとうマギ!!!ありがとうございます大高先生!!!!
私は練白龍という存在に出会えて、本当に幸せだ……!!!!

あの時本屋で、まだマギがどんなマンガかも知らなかった頃に
10巻の表紙の火傷の男に一目惚れした事は、間違いじゃなかったんだ……!!!!ヽ(*´∀`*)ノ