えきふの夢

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遊戯王ARC-V 70話感想

遊戯王ARC-V 70話「届かぬ叫び」感想

 

「やっぱり、俺が目指すのは父さんのエンタメデュエルだ」と遊矢が朝日を見ながら
笑顔でそう言った時にはおおっ!!となりました!

…が!!その直後また険しい顔つきになって
「俺はジャックのデュエルは認めない!!」とか言うもんだから
おい!!!!なんでだ!!!!!/(^o^)\

なぜなんだ遊矢…どうしてそんなに他人のデュエルスタイルを否定したがる…?
個人的に遊矢の一番「独りよがり」なところって、そこだと思うんだけど…。
榊遊勝のエンタメデュエルの正しさを証明したいあまりに、そうなってしまうの…??

しかし、これは一朝一夕でどうにかなる問題じゃなさそうかなぁ。
だって遊矢にとってエンタメデュエルは失踪した父親が残してくれたもので、
今となっては父親と繋がる唯一の手段なわけだし…。
しかも、父親は失踪した事で臆病者呼ばわりされて周りから否定されてきたわけだしなぁ…。
ここまで病的に榊遊勝のエンタメデュエルを神格化させてしまうのも仕方ないかも…(´・ω・`)

でもやっぱり、この父への強すぎる思いが遊矢自身への呪縛にもなってるようにも思える…。
それを捨てろとまでは言わないけど、このままずっと抱えてても生き辛いんじゃないか…?

正しくないと思う事をハッキリ「間違ってる!」って言えるのが遊矢の強みであるとは思う。
その矛先がデュエルスタイルに向くのはちょっとアグレッシブかなって思うんだけど…(´∀`;)
でもフレンドシップカップのシステムのように「デュエルで人々を苦しめる事」に対する否定は良かったし
そっちに関してはこれからもバンバンガンドコその方針で行ってほしいナ!!
それを貫いた先に、デュエル脳でもエンタメ脳でもない遊矢だけがなれるヒーロー像がある気がするから!

遊矢がデュエルやエンタメよりも「正しさ」を気にするってところ、
今はそれが未熟さとして表れてる感があるけど、今後それが強さになればいいなぁ~…。

たぶんそこって、同じく榊遊勝リスペクトなデニスとも違う部分だと思うし。
だってデニスはシンクロ次元の社会の在り方について特にツッコまないもんね。
地下の非合法デュエルの是非はさておき、自分(と観客)の楽しみだけを考えてたしね。

まあ、デニスが「正しさ」を気にしてないんじゃなくて、
デニスにとっての「正しさ」が遊矢が思うものとは違うってことなのかもしれないけど…。
いやでもユーリが留学生二人組を蹂躙しカード化するのを隣で表情変えずに見てたのかと思うと
コイツの倫理観がけっこうヤバイのは間違いないよね!?!?

(あの場はユーリが先に手を出したけど、そうでなかったらどうしたんだろう…と思うとゾッとする…。)

えー、また話がデニス妄想に逸れつつありますが…(・∀・)
つまり、デニスはデュエルを手段とした目的やエンタメのためなら
「正しさ」に対してはある意味無神経になれてしまう人だと思うのね。
でも遊矢は違うよね。そこの違いが今後何かドラマで活きてきたら私が萌えますという話でした!!\(^o^)/