えきふの夢

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遊戯王ARC-V 113話感想


「さあ、お手を…。あなたに相応しいステージを用意してあります。」的な…†

遊戯王ARC-V 113話「修羅の渇望」感想

 
超面白かった……。

空間全てをまんべんなく使ったアクションデュエル、アクションマジックとモンスター効果の応酬、
遊矢が示し、やってみせたエンタメデュエル…。
アニメ映像的にも、デュエル内容的にも、ストーリー的にも面白さの密度が最高に達してる回でした。
すごい。本当にすごい。今まで見た話の中で一番面白かった!!!!!!!!

勝鬨のモンスターゾーンを使えなくするカード効果の表現として、
「プレイヤーが立っている場所以外の地面が崩壊する」って見せ方をしたのが特に素晴らしかったです。
その地面に空いた穴に遊矢を道連れに落ちようとする勝鬨を遊矢が救い上げるという演出が、
デュエル内容と目に見える空間とキャラクターの心、全てがリンクして成り立つ構図で本当に美しかった。
この面白さは、アクションデュエルじゃなきゃ見られないものだった。
これだよ…こんなアクションデュエルを私はずっと見たいと思っていたんだよ……。

そして私が何よりも驚いたのは、遊矢が最後にギャンブルで勝利した事です。

まず…私は「敗者すら笑顔にするデュエル」って、すごくジレンマを抱えた概念だと思うんです。
だって、それって自分が勝たなくちゃ証明できないものじゃないですか。
結局、一番求めなきゃいけないものは勝利なんですよ。それを前提にしなきゃ笑顔が付いてこない。
でも、遊矢はギャンブルに出たんですよ。
あの時の遊矢は、「勝っても負けてもいい」って思っていたんじゃないですか…?
だって「アクロバット・タワー」発動の時点で、勝鬨は「フッ、面白い」って、とっくに笑っていたんですよ。
最後のドローする時の二人はあんなに楽しそうに笑っていたんですよ。勝敗が決まる前から。
つまり、笑顔が勝利よりも先に来たんですよ!!
あのデュエルの楽しさは、遊矢の勝利を前提にしたものではなかったわけですよ!!!
ジレンマに勝ったんですよ遊矢は!!!!!!ヽ(*´∀`*)ノ
あれこそが、真に「勝者も敗者も関係なく楽しいデュエル」が成立した瞬間と言えるでしょう…!!

だから遊矢は「(負けても)楽しかっただろ?」じゃなくて
「お前とのデュエル、楽しかった」って言ったんだよ!!!


あれは勝者が敗者にかけた言葉ではなかったんだよ…!!!!!!

しかも遊矢が、あの遊矢がそんな勝ち方、デュエルの楽しみ方をしたのが嬉しいんです私は…。
今まで何だかんだで勝利に固執してきた、あの遊矢が。
やたらワンキルしようとしたり、レディースエーンしだすのも勝ち確してからだったりした、あの遊矢が…。

成長したなぁ、遊矢…!!!!(;∀;) もう超えたね。親父超えたねこれは…。

そんなわけで遊矢の新たな境地を見られた今回。

さて次回は!!!!

「デニス死す」!!デュエルスタンバイ!!!\(^o^)/

えええええデニスッ…お前っ…何で勝てると思ってんの!??!!?
どこから来るのその自信は!?!?!?!?!何を根拠に!?!?!?!?
だってカイトっすよ!?!?ZEXALのカイト先輩っすよ!?!?!?!?
そんなん完全勝利したカイトUCになるに決まってんじゃん!?可能性に殺されるぞ!?!?
下がれっ!!!アンジェロ大尉!!!!!下がるんだっ!!!!!!!


はい中止中止ィィ――――――!!!!!
こんなデュエルは中止ィィィィーーーーーーー!!!!!!