つい先月に「次スカラビアPUが来た時の為に石貯めときたい」とほざいた矢先に来てしまったスカラビアPU!!
当然そんなに貯まってなかったので課金する他なく、
噂に聞く「天井すり抜け」の洗礼を受けつつも無事寮服のカリム&ジャミルをゲットできました!
寮服のカードイラストで、カリムが左手を、ジャミルが右手を差し出して対になってるのがめっちゃ良いですね~。
おてて繋いじゃうじゃ~ん!!!ワハハハ!!!!
それに、手を差し出す構図ってたぶん『アラジン』の "Do you trust me?" なんだろうな~って思うとまたエモいですよね。
二人がお互いを信頼して手を取り合った瞬間、きっと最強のコンビになれるんですよね…。
ジャミルの寮服パーソナルストーリーとか、最初は「カリムはひとつも信用できない」って不安がってたジャミルが
最終的にカリムが戻ってくるのを信じて時間稼ぎするのが激アツすぎました。
「この俺がいる限りはな!!」って高らかに宣言する彼の姿は最高に輝いていましたね。
まさに二人が最強になれた瞬間だなと…
もう…これがジャミル・バイパーの人生のゴールだろ…って思っちゃった…。
あれが二人が辿り着くべき理想の信頼関係なのかなって…。
いつもあんな風にカリムに背を預けられるわけじゃないんでしょうが、ときどき瞬間的に二人はああなれるのかなって…。
その一瞬を見せてもらったような、そんな熱い感動がありましたね!!
彼はなんだかんだで他人をサポートする事に天賦の才がある気がしますし
なんだかんだでカリムの完璧な従者をこなす事に無自覚の生き甲斐を感じているようにも見えるので、
カリムの後ろで能力をセーブするんじゃなくて、カリムの隣で全力を発揮できるようになるのが一番いい塩梅なのかなぁと思いました。
あと改めて、4章と5章でカリムが「17年間自分を傷つけず、助けてくれた」という事実を根拠にジャミルを信じるという
結論を出したのがすごく良いよな~~と思いました。
ジャミルがカリムを傷つけない理由が従者の立場に縛られているからなのか
幼馴染としての情があるからなのかは曖昧なんですけど、
カリムにとって「助けてくれた」ジャミルがいて、そんなジャミルが大好きだという事は確かな真実なわけで。
偽りの親友が隠した悪意と向き合うことも、それでも確かにあった悪意だけじゃない部分を見つめることも、
『アラジン』の、目に見えるその姿は本当なのか、その奥にある真実の姿を愛せなきゃ(愛してもらわなきゃ)意味がないのではないか…
ってテーマに繋がるんじゃないかな~と感じられます。
なんて、やたらとアラジンを引き合いに出してみましたがそれも最近20年ぶりくらいにアラジンを見直したからでした!
見直してみると、やっぱりカリムとジャミルって単純にサルタンとジャファーだけじゃなくて
アラジンとジーニー、原作の世界観とかテーマそのものとかも体現してるおいしいとこどりなのかな~って思いましたね。
魔人になって暴れてもランプに閉じ込められずに済んだジャミルは
ジャファーの破滅の運命を回避できたんだな~っていうのは4章の初見の時にも思ったんですが。
ジャミルに「友達になろう」という自分の願いを告げたカリムもまた、ジャファーを罰したサルタンとも当然違うけど、
ジーニーを解放したアラジンとも違う運命を選んだのかな~って今は解釈してる感じですね。
いや~やっぱ4章の結末って「二人とも自分の望みを譲らなかった」ってものだと思ってますし、
そういう「自分の望み(=欲)を他人に譲らない」ガッツこそがNRC魂(?)だと私は思っているので、
それを確かに持っているカリムはなんやかんやでヒーロー側ではないのでは…??って解釈したいんですよね~。
最終的にジャミルに対して示せた強さが「自分の望みを譲れる正しさ」ではなかったという…。
だから、そういう意味ではカリムにも闇の鏡に選ばれる資質があるのかも?って思います。