えきふの夢

アニメ・マンガ・ゲームの感想や萌え語りを書いたりしてます。

ツイステ 4章クリア感想: 汚ねぇLet It Go

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ツイステ4章クリアしました~~!!!!!

最後のボスがレベル50超えグルーヴィー化したメンバーを3人入れてもなかなか勝てず苦労しました…。


いや~~ブチギレたジャミル最高でした……。

普段のジャミルの淡泊な話し方からは大声を出した時の想像がつかなかったんですが、
「大っ嫌いなんだよ!!!!」とかヒャッハーしてる時の声の裏返りっぷりがマジで怖くてすごかったです。
ジャミル役の二葉要さんは声優のお仕事はツイステが初めて?のようですが、ハスキーで蛇っぽい艶があって素敵な御声ですね。

4-31のイベントはもうニコニコしちゃって何度も見ちゃいました!!
推しコンビの歪な絆が臨界点突破して破滅する瞬間を見ると笑顔になるタイプ


そしてカリムとジャミル、二人の在り方の結論。
親友に裏切られたカリムはただの被害者なのか?というと、そうではなくカリムもまた悪であるって示されたのが良かったです。
「いい奴すぎる」という形の悪なんですね。言い換えればそれは「傲慢」なのだと。
オーバーブロットするのはジャミルの方ではあっても、
カリムもこの悪役(ヴィラン)のワンダーランドの立派な住人なのだと思えました。

結局カリムがそういう図太さを捨てずに「それでもジャミルが好き、ちゃんと友達になりたい」という答えを出して、
ジャミルの方もまた性格の悪さや勝ちたい気持ちを隠さなくても「俺をわかってくれる」相手
ジャミルは別にカリムをそうは思っていないだろうけど、結果的に)ができたのがよかったですね。
彼がカリムが存在する限り手に入れられないと思っていた「自由」ですが、
望んでいたものと形が違っても、カリムと一緒にいたまま、一緒にいてこそ手に入れられる「自由」があってほしいです。

ジーニーがランプから自由になって幕を閉じる『アラジン』の世界を元にした物語として、本当に美しい結末でした。


今作の「その人の抱える悪性もその人の大切な一部である」っていう自己肯定のテーマがすごく好きですね。
刺激は僕であるためのピースなんですよね。(主題歌いい歌ですよね)

ディズニー繋がりで言うと「Let It Go」の非道徳バージョン、汚ねぇLet It Goですよこれは!!!!!


これまでの章に引き続き、4章もめちゃくちゃ楽しませてもらいました。

毎回、前の章で敵対していた寮が味方になってくれるのが熱いところなんですが、
オクタヴィネル寮は学生でありながらヤクザとして完成されているだけあって頼もしさが半端なかったですねw
ユニーク魔法を切り札とした駆け引きも、普通に能力者バトルモノとして面白いんですよね~。

次回の5章ではカリムとジャミルが活躍してくれるのかと思うと今からすごく楽しみです。


ただ、ジャミルと家族の社会的立場、大丈夫なのかな……ってちょっと心配事も残ったんですけどねw
アズールのライブ配信は、寮生たちには見せたけど全世界はジャミルを追い詰めるためハッタリなんじゃないか…??
とも思ったんですが、その後も特に訂正がなかったのでマジで全世界に晒し者にされてしまったっぽい…??

これまでの事件を社会的にどうなんだろうと振り返ると、1章と3章のは学生同士の喧嘩で済ませられそうで、
2章は本来なら普通に逮捕者が出るであろう大犯罪の大不祥事…を被害者(トレイとジャミル)が
合法的に私怨でボコボコにしたいという理由で被害を訴えず、
学園長も不祥事は隠したいので揉み消す…というものでした。(2章のオチが一番最低で好き

4章でジャミルがやった事も仕える家に対する立派な謀反で、なかなかの不祥事なわけですが…。

でもまあカリムが気にしないなら特に何も処罰はなさそうかな~~!!!じゃあ大丈夫か!!!!