えきふの夢

アニメ・マンガ・ゲームの感想や萌え語りを書いたりしてます。

ツイステ 2章クリア感想: ワンダーな倫理観にはじける爽快感

ツイステ2章クリアしました~~!!

いち『ライオン・キング』ファンとしてめちゃくちゃ面白いシナリオでした!


闇討ちしてるだけでもおっオマージュだな~って思ってたらスタンピードまで直に再現してきて笑いましたし、
仲間がハイエナだと本当の仲間にはなれないのでは…と思ってたらそこもきちんと拾ってきて上手いなぁと。

原作にはいないポジションである狼のジャックも、原作にいないからこその意味が感じられましたね。
原作ではスカーの能力を心から評価してくれる人、尊敬してくれる人(人じゃないけど…)はいなかったけど、
ジャックがレオナを尊敬していた事が、スカーと同じ魂を持つレオナの救いにも繋がったんじゃないでしょうか。
ハイエナのラギーとも和解できましたし。
(概念としての)スカーという悪役が迎えられたかもしれないハッピーエンドを見たような熱さがありましたね~。


でも最高に気持ち良かったのは登場人物達の性格の悪さですね!!!!!!

トレイとジャミル普段常識人面しているが絶対にドSの副寮長二人が最高にいい味を出していました!!


問題起こした奴が救われはするもののそこまで反省しねぇ!!!
周りも普通に許さねぇ!!!!笑顔でボコボコにして一件落着!!!!この清々しさよ!!!!!!

悪役(ヴィラン)がワルな「らしさ」を失わないままハッピーエンドを迎えられる世界……
それがこの『ツイステッドワンダーランド』なんだなぁと強く感じました。感動しました。

「悪役が改心したり仲間になると性格が丸くなるのがなんか寂しい」タイプの私にとっては
性癖に刺さりまくる、まさにワンダーな倫理観のランドですね!!!