ストーリー的には禁領手前まで進んだところです。以下ネタバレ。
レネギスへカチコミする前にサブイベ消化するぞ~!と意気込んだら
その時レベル36くらいだったのにサブイベでレベル40超えどころか50、60の敵とか出てきたので
おとなしくレネギスにカチコミ入れました。
なお、テュオハリム様の話が長くなったので本筋の感想と分けました。
普通に本筋の話
30秒CMでもあったアルフェンとシオンのハグシーンがついに見られました!
ハグ自体はペレギオンのアニメムービーで絶好のタイミングでしちゃったから、
「まさかCMのはCM用の、ゲームに存在しないシーンだったのかな…??」と思い始めてたら
なんと2回目のハグをしてきたアルフェン。
男だ~!!このまま持ち芸にしてしまえばいいのでは!?
レネギスで領将たちの背景が知れたのは良かったですね。
今作の(テュオハリム様以外の)領将たちは登場したその章で戦って退場っていうシンプルな役割で、
六神将とか四象刃みたいに出番を引っ張って人間関係が掘り下げられたりとかしなくて
シリーズで最初に登場した悪役集団である五聖刃くらいの描写への原点回帰を感じます。
彼らを倒すべき敵としてもう全員倒しちゃった後にああいうサブイベントがあって、
それで人物に厚みを持たせるのはいい塩梅の描写ですね。本筋での敵対に水を差さない程度になってて。
ガナベルトが同胞を想っていたのは戦った時の台詞からも感じられたんですけど、
結局領将たちも何かもっと大きなものに利用されていたんでしょうね…。
星霊力集めなんて大規模な事が、ただの力比べの為に行われてるわけがないと思いますし。
レナ人とダナ人も元々は同じ種族だったんじゃないかという気がしますが、果たして…。
テュオハリム様の話
みんなでシオンに「一緒に希望を持って生きようぜ!」的な言葉をかけるシーンで
テュオハリム様何言うのかなと思ったら一人だけ自分の気持ちじゃなくて客観的な話をしてるし、
星舟でみんなが未来の話をしている中でも一人だけ過去の話をしてる。
こいつ大丈夫か…???と思ってたらやっぱり大丈夫じゃなかった。
前回のプレイ日記で「テュオハリム様の実家とか行けるかな!?」とか冗談半分で書きはしましたが、
まさかこの終盤になってテュオハリム様の過去にがっつり触れるイベントが発生するとは思っておらず
大変動揺してしまいました。
そっか、メナンシアでの回想シーンでも4人いましたもんね。
それで領将私室にも「四人のための協奏曲」の楽譜が……もう二度と揃う事のない四人のための……。
でも、自身が過去に演奏していた白いヴァイオリンはケースに入れられていて恐らく今はもう演奏していない。
あの部屋にある未練と諦めがレネギス行った後から凄まじく感じられるようになってしまった…。
テュオハリム様が救われる時が来るとしたら、またこのヴァイオリンを弾きたいと思えた時なんだろうか……。
その答えがキャンプでの会話イベントにあった。
いつか演奏できる気持ちになったらアルフェンに聴かせてくれると約束してくれた。
そして、キャンプでの絆の深さが最大になってテュオハリム様が習得するのが……
「戦闘不能回避」スキルなのである。
即死ダメージを受けた際に一度だけHP1で耐えるこのスキル、
他の5人は任意でスキルポイント消費で習得するのに対して称号入手で習得するのはテュオハリム様だけ。
これこそ彼の「生きたい」って気持ちが芽生えた証だと言えます。
すげぇ……こんなのゲームキャラにしかできない表現ですよ……!!!!
それだけでもめちゃくちゃ感動したのにさらにこれで第2秘奥義まで覚える。
そしてその秘奥義の台詞がね……涙出ました……。
ギガントと戦ってる最中でしたけど泣いちゃいました。私が昔大好きだったジューダスのオマージュなのも感慨深いし、
何よりもテュオハリム様が「未来」って言葉を口にできたのがすごく嬉しかった…。
いや〜〜…
テュオハリム・イルルケリスの心の黎明を告げちゃいましたねこのRPG……。
まさに「心の黎明を告げるRPG」のジャンル名に偽りのない、素晴らしいキャラクター表現です!!!
ちなみにあの白いヴァイオリンを弾くテュオハリム様の姿はテイオケの描き下ろしで見られたりもする。
最初に回想シーンでヴァイオリン弾く姿が出てきた時は「あっ!だからテイオケでもヴァイオリン担当だったんだ~!」くらいしか
思わなかったものですが……まさかこれがそんな重く尊い意味を持つ描き下ろしになるなんて……。
よかったね、よかったね……テュオハリム様……(号泣)
通販のアクスタ売り切れてるけどテイルズショップの店舗とかにまだあったりしないのかな……。