えきふの夢

アニメ・マンガ・ゲームの感想や萌え語りを書いたりしてます。

機動戦士ガンダム 水星の魔女 6話感想

機動戦士ガンダム 水星の魔女 6話「鬱陶しい歌」感想


………。

確かにエランくんはスレッタに救われた……間違いなく祝福された命だったのだ……

でも、「死なない」とは言っていない……

そんな鈍器で後ろから頭を殴ってくるようなお話でした。水星の魔女第6話。


まあ…あの…よく考えればね。エランくんの未来は心の持ちようだけで何とかなるものじゃないってわかってましたよ…。
スレッタに負けて心を許したってね、じゃあその後彼は何事もなく学園生活を続けてスレッタと仲良く過ごせるのかって。
そんなの想像できなかったよ…だって元々使い捨ての強化人士だし。
負けたうえもうデータストームでボロボロになった彼を、ペイル社があえて生かす理由なんてあるのか?

わかってた……わかってたんだ……でも…でもさぁぁ~~~~~……!!!!


強化人士4号がいなくなっても「エラン・ケレス」はその後も学園に通い続けるのでしょうか。
そもそも我々の知るエランくんも3年生だけど、もしかしたら1~2年の頃は別個体だったのかもしれない。

辛い…すごいなこれ…辛ぇ……
でも…エランくん本人にとっては、たとえ未来がなくてもあの瞬間幸せだったのでしょう…
そこがせめてもの救いだと思いたいところですね。


そして!!スレッタとエアリアルの謎についても今回で一気に踏み込んできました!!

ベルメリアとプロスペラの会話から察するに、プロローグの事件は本編から21年前の出来事!
エリクトは25歳になっているはず……やっぱりスレッタはエリクト本人ではない…のか!?
そしてエランくんがエアリアルガンビットから感じた幼い少女の声…あれがエリクトの何かなのか!?
いや何かなんだろ!?!?そうなんだろ!?!?

答えの明言はされてないけど、かなり核心に迫りました!!


いや~~いいですね!!そこら辺もっと引っ張るのかと思いきや!!
プロローグと1話時点でずっと怪しまれていた謎を1クール目の6話で触れちゃう!!
そして1クール目はそこそこ平和で2クール目から一気にやばくなるのかと思いきや、
それもこの6話を区切りに物語を転調させる!!!

この目の離せないスピード!!既定路線からの外し方!!

やべぇよ水星の魔女面白すぎるよ……

もう話がどうなるか全然予測できないよぉぉ~~…楽しいよ~~…
1週間に1話放送されるアニメオリジナル作品」としての面白さを計算高く最高に発揮してるのがすごすぎる…辛いけど!!!


さて、まだ戦っていない御三家パイロットで残すは……シャディクくん(推し)!!!

スレッタと話す時は一人称が「僕」、5話でエランとグエルの決闘を見たかったと言った時は
一人称が「俺」だったけど、一人称を使い分けるタイプなのか!?
「僕も君の事知りたくなってきたよ、水星ちゃん」って乙女ゲーみたいな台詞吐いてる目と顔と声が既に笑ってないけど!?

ここの「水星ちゃん」の声、抑揚だけは水星ちゃん♪(シルヴァンで言う「せーんせ♪」)って感じなのに
言葉の中身としては警戒して監視対象を見る「大人」としての顔を感じさせていいっすねぇ!!
く〜っ!やっぱり古川慎さんに含みある芝居をやらせると最高ですね〜!!!これからもっと聴けそうで楽しみ!!

ペイル社の生命倫理終わりっぷりにより、第1話で正々堂々(!?)暗殺を企てたジェターク社の姿勢がマシに思えてくるほど
御三家コンプラワースト争いがデッドヒートする中、グラスレー社はどう出る!?
シャディクくんと義父サリウスの関係性やいかに…!?