えきふの夢

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機動戦士ガンダム 水星の魔女 5話感想

機動戦士ガンダム 水星の魔女 5話「氷の瞳に映るのは」感想


いや~~今週もめちゃくちゃ面白かったですね水星の魔女…どうかしてるぜこのアニメ…


エランくんはこれまでのシーンだと、無感情キャラっぽい割に「リストがたくさん埋まるといいね」とか
「学生なのにご苦労な事だね」とか、他人に対してそういう最低限の用件以外の言葉もかけられて
意外とコミュニケーションとれる方なんだな~と思いつつも表情が完全に無だったので、
本当はスレッタ自身に興味があるわけじゃないのか…??と思っていました。

しかし、今回のスレッタが自分と同類の「呪われた」存在じゃなかったんだと知った時の
失望や苛立ちを見るに、スレッタに対して個人的な興味や同類意識を抱いていたのは本当だったみたいですね。

シャディクくんが声がシルヴァン=ジョゼ=ゴーティエなせいで「妬憎殺しそう」とか言われてるのを見かけたけど、
実際に妬憎殺的な感情をぶつけてきたのはエランくんの方だったか……


エランくんの場合、本当に無感情だったわけじゃなくて自分がすごく不幸な人間で呪われた生まれだって
自覚があるから、普通の人間らしく育ってる周りの人に興味を抱けなかったって感じなんですかね。
それでスレッタを初めて現れた自分と同じくらい不幸な人間だと思って勝手に期待して、裏切られたみたいな?

他人に興味を持つのも裏切られた気持ちになるのもスレッタが初めてだったのかもしれない…
これは……彼にもこれからスレッタに惚れるポテンシャルがだいぶ備わっていそうな……

いや~次回の決闘が楽しみですね!!スレッタが負ける展開もそのうち来るんだろうけど、
まだ来なさそう…かな!?GUNDフォーマットのビット?(今作における正式名称がわからん)同士でのすごい対決になりそう!


ストーリーとしてはスレッタとエアリアルの謎について触れてきたのも面白かったですね。

エアリアルは恐らくGUND-ARMなのになぜパイロットであるスレッタにデータストームが起こらないのか…
特別なのはエアリアルかスレッタか?
エランくんは自分にもパーメット反応が起こらない事からエアリアルが特別だと認識したみたいだけど、
本当にスレッタは特別じゃないのか、エアリアルはどんな仕組みで特別なのか、はまだわからないんですよねぇ…

「実はスレッタはプロローグのエリクトのクローンか何かで、エリクトは何らかの形でエアリアルに活かされている」っていう
説があるし、私ももしかしたらそうなのかな?と考えなくもないんですけど。
でも私は個人的にその説はあんまり推してなかったりするんですよね~、なんとなく…いかにも闇深!すぎるっていうか?
「ゆりかごの星」のエアリアルの意思も、中に人間が宿ってるからとかより物言わぬ機械なりのそれであってほしいしなぁ…。

まあ水星の魔女さんの面白さは信頼できすぎるので、きっとどう転んでも面白いんだろうなと思いますけどね!!


グエルくんも相変わらず良すぎました。

スレッタへの好意を認めているのかはわからないけど、
きちんと鋼の意思でスレッタを気にかけスレッタのために怒る行動をとっていく面白っぷり。
そして初見のファラクト相手に奮戦したかっこよさ。すごい!!負け続けてるのにどんどん株が上がる!!

弟含めた取り巻き達も、負けるグエルを見放すんじゃなくてちゃんと心配してるっぽいのが地味に良かったです。
また親父にぶたれちゃうのかな…


大人たちの思惑と子供たちの意思による行動が独立しつつ絡み合っていて、
そこにストーリー上の謎のヒント、学園モノらしい日常のやりとり、ラブコメ、かっこいいMS戦もある……
全部が素晴らしいバランスで同時に成り立っててすごい密度の面白さですよ~~!!!