えきふの夢

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機動戦士ガンダム 水星の魔女 4話感想

機動戦士ガンダム 水星の魔女 4話「みえない地雷」感想


面白すぎる水星の魔女ももう1クール目の3分の1が終わってしまった……。

そして今週も安定の面白さ。
グエルくんはほぼ無意識でプロポーズしちゃったんですねwwww
しかもしれっとライバルキャラ面に軌道修正しようとしてきたwwwもう手遅れだよ!!!wwww

でもすごい構成ですね!これで視聴者にはどうせこいつスレッタに無意識プロポーズするくらい惚れてるくせにという
安心感を先行して与えながらライバルキャラとしてのシリアスなドラマを転がせていけそうですもんね!?
なにこの天才的な作劇????今後は弟のラウダくんともすれ違いがありそうで楽しみですね。


毎回エピソードと一緒に世界観の情報開示もサクサク進めていくテンポの良さもわかりやすくて良いです。

なんだか、学園が特別ヤンキー高校というよりはスペーシアン社会全体が
不平等上等の弱肉強食主義なのかな?って気がしますね。

アニメの放送始まる前に設定だけ読んだ時は学生の寮が企業の名前背負ってるなんて
これでどんな建前で健全な教育の場だと言えるんだ…と疑問でしたが、
4話まで見るとどうも建前ですら健全性も平等性も謡ってなさそうなんですよね。

力を持つ者が勝つし、正しい。負ける奴は弱いのが悪い。
そういう価値観が普通になっているんじゃないでしょうか?大人の世界でも子供の世界でも。
だから所属寮やバックの企業によって明らかな有利不利が発生する環境が罷り通るし、
立場の弱いアーシアンは公然と差別される。そしてシャディクくんは他人の彼女奪っても決闘で勝てば許されるw

そんな強者が全部手に入れられるぜ!って社会なら、決闘文化(?)が根付くのも納得ですよね。
トンチキみたいな設定にちゃんと説得力ある背景があって良いです。突拍子がないようで地に足がついている。


今後ガチの争いが起こるとしたら、やっぱりアーシアンスペーシアンの間でですかねぇ。
小説の「ゆりかごの星」でお母さんが仕事で地球圏へ行っているっていうのもなんか嫌な予感がしますよ。
復讐のために、デリングが実質支配している宇宙圏に恨みのある地球圏に根回しとかしてたりして…。
ヴァナディース機関の支援してたオックス社も地球圏側の企業だったはずだし…。


…という心配もありつつも、今回はチュチュのはちゃめちゃに暴れ野郎っぷりに爆笑しました。

やっぱこのエリートヤンキー高校感が面白すぎますねwww
水星の魔女に出てくる(特に気が強い方の)女の子達って声にドス効いてたり、口調が柔らかすぎなかったり、
グーパンで殴り合いまでするので、こう…美化されてないというか、
「かわいい女の子」として許しやすいようにナーフされてない所がなんか好きです。

ミオリネも視聴者目線だと所謂ツンデレヒロインなんだけど、劇中としてはマジで物言いがキツいので
そりゃ孤立するわなって人物描写にちゃんとなっているというか…。
みんな血の通った…いや、血の気の多い…??とにかく元気いっぱいに感じられて好きになっちゃいますね。