木曜まで感想持ち越すって言ったけど結局書いちゃうぞ☆彡
●遊戯王ZEXALⅡ 138話
握ってきた遊馬の手をほどくっていう、ベクターの最期がほぼ理想通りでした…。
最期に「遊馬くん」と呼んだのは、別に真月零に戻ったとかじゃなくて演技だと思ってる。
ベクターは遊馬の言葉に確かに救われたけど、その救いの言葉というのは
「真月が本当のお前」じゃなくて「お前を一人にしない」って言葉だと思うしね。
遊馬的にはたぶん「真月が本当のお前」って方がメインになってて、それが前提にある。
だから厳密にはあの言葉は「ベクター」に向けられたものじゃなかったんだろうけど、
それでもベクターの心を救うには十分だった。
遊馬のために、ベクターは最期に真月を演じてあげたんじゃないかなぁ。
それはお礼とか優しさというよりは、遊馬に対して負けを認めたってことだと思う。
こいつはどんだけ裏切っても俺の事を信じるんだなって、
こいつには勝てないんだなって、気付いちゃったんだと思う…。
遊馬って頭おかしいと思う。
ベクターにかけた言葉もぶっちゃけすげぇ無責任だし菩薩通り越して狂気の沙汰だし。
「ベクター」の存在を全否定し続けたところも狂ってる。
でも、あ~これが九十九遊馬って人間なんだな~って、(私なりに)遊馬らしさがわかった気がした。
その遊馬らしさを面白いと感じたし、どっちかというとすごく好感を持った。
ベクターも大概頭おかしいけど、遊馬はそれを超えた。ベクターはそれに折れた。
私は遊馬が「先生」だとは思わない。
「先生」は相手の立場や気持ちになったりとか、気遣いができるやつだと思うから。
遊馬の説教はなんか独善的で、相手の事情を無視した勝手な理想の押し付け感がすごい。
スタッフさんが意識して描いているのかは知らんけど、最近の遊馬はなんかもう怖い。
でもそんな遊馬じゃなきゃベクターは救えなかったと思うなぁ。GJだった。
…まあ、もし最終回で改心したベクター改め真・真月が帰ってきたら
上記の感想は全部覆さなきゃいけなくなるんですけどね~(´・∀・`)
私が一番恐れてるのは「ベクター」の死です…(((´・ω・`)))
遊馬がそれを望んでるのは変わりませんからね…。
そうなったら今度こそ遊馬がクレイジーサイコヌメロンパワーで現実書き換えたって思う事にする…。