えきふの夢

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遊戯王ARC-V 54話感想

遊戯王ARC-V 54話「シンクロ次元「シティ」」感想




あ…あああああああ……

ああああああああああああ………


た…楽しい…!!!


貧富の差…虐げられる弱者…でもデュエルで実力を示せば成功できる…。
なぜかバイクに乗ってデュエルする人々…そして警察もバイクに乗ってデュエルで拘束してくる…。
デュエルに負ければ逮捕される…でも勝てば逃げられる…。
ライディングデュエルが始まれば一般車両は道路から退避しなければならない…。

そんな、めちゃくちゃな世界……。

これだよ!!この狂気のデュエル社会だよ!!!私の胸を焦がすのは!!!!!!

ライディングデュエル!!アクセラレーション!!!!

この一言を最後にユーゴが叫ぶまでにギリギリまで引っ張りまくった演出が非常にニクいよ…。
「言ってしまうのかっ!?あの言葉を言ってしまうのかっ!?!?」ってすげーワクワクした…。

あ~良かった……。
正直、最初にジャックとクロウ本人をそのまま出すって聞いた時は不安しかなかったんですよ…(´∀`;)
出す理由は第一にファンサービスなんだろうけど、
GXっぽいアカデミアを悪の結社と化し、ZEXALっぽいハートランドを焦土と化したARC-Vが
やるファンサービスなんてⅣ的な意味のファンサービスにしかならんだろって怯え震えたし、
何よりあんなに美しく完結した5D'sの延長戦という蛇足なんて、頼むからやめてくれって思った。

ほんと5D'sは私にとって聖域すぎてさ…ZEXAL放送当時に
「ZEXAL世界にシンクロがないのはゾーンが歴史改変した世界線だからなのでは」って言われた時も
やだ~そんなの勘弁してくれ~って拒否反応起こしてたからね…。

でも、今回の話を見た限りシンクロ次元「シティ」の成り立ちはネオドミノシティとは
根本的に違うようで、正確には5D'sの世界じゃないって事がわかって安心しました…。
5D'sの物語が更新されなかった事にホッとしましたし、尚且つ、
その延長戦ではなく魂だけを継承した世界観やデュエル観がシンクロ次元にはあるので、
そこは素直に楽しむことができそうです…(´∀`)

それでもまだ、パラレルとはいえジャックとクロウ「っぽい人」ではなく「その人」を
あんなに大々的に出す事に関して不安が消えたわけじゃないんだけどね~。(めんどくせぇ奴…)

だってARC-Vのデュエル観って、ある意味これまでのシリーズを否定してると思うから…。
ARC-Vは、ていうか遊矢は「デュエルを争いの手段に使う事」を非難するけど、
DM、GX、5D'sってぶっちゃけそれ自体は否定してないからね…(ZEXALは半々くらいかな?)
むしろ推奨すらしてる時もあったんじゃないかな。
「カードの為なら死んだっていい」っていう狂気が「かっこよさ」として肯定される世界。
でもARC-Vは「いや、さすがに死ぬのはおかしいでしょ…」って感じに、常識人寄りじゃん?

だから、遊矢がこれからなっていくヒーロー像っていうのはきっと
今までのシリーズで良いとされてきた「かっこよさ」とは全然違うものになると思うし、
そうなんなきゃいけない気がする。
そんな遊矢の物語に、武士みたいな古い価値観(狂気のデュエル脳)を持った過去作の主役達が
出しゃばってきたらなんか話がブレちゃったりしないのかなぁ…という不安がある。

そして私はどっちかというとその武士みたいな古い価値観に囚われてる人間であり
笑顔のデュエル…?ハッ、ぬるいわ…」とか思っちゃってる老害なので
たとえパラレルでもジャックやクロウがARC-Vのデュエル観に影響されて
ニッコニコになっちゃったらちょっとキモイかも!という醜い不安もあるのだ!!

アレです、改心した悪役に対して元同僚が
すっかりふぬけやがって…以前の貴様の方が鋭く気高かった…
って言うみたいな心境なんです!!!!!

…ほんとめんどくせーな!!!\(^o^)/