えきふの夢

アニメ・マンガ・ゲームの感想や萌え語りを書いたりしてます。

遊戯王ARC-V 140話感想


左上辺りにエアオッドアイズがいてエア右手でエアなでなでしてる想定の表情です。
オッドアイズ描くのは時間がかかりそうだったので断念)

遊戯王ARC-V 140話「魂のペンデュラム」感想

 

 

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えっ…??本当に良かったのか、これで…???

ズァークが語った望み、「俺に戦う事を強要し、高みの見物を決め込んでた奴らに本当の恐怖を味わせる事」は
なかなか悲痛で孤独なものだったのに、結局誰もズァークを救おうとしなかったのはかわいそうに思えました…。

レイがズァークに語りかけた「悪意だけの存在ではペンデュラムは揺らせない。あなたの中にあるはず。
純粋に笑顔を追い続けた榊遊矢の存在が。」って言葉も、ズァークの中の良心に訴えてるようにも聞こえるんですが…う~ん。

確かに、遊矢って存在はズァークの、本人も自覚していないような良心から生まれたんじゃないかと思いますし、
人々の歓声に押し潰されるのが苦しくて、そうじゃない純粋に楽しいデュエルがしたかったからこそ、
榊遊勝の元に生まれる事を選んだのかな…って私は考えてたりするんですよ。
遊矢の歩んだ光ある道は、ズァークが本当は歩みたかった道でもあったと思うんですよ。
でも、ズァークが転生してからその分身が生きた人生っていうのは、多少は運命を操作されながらも
その分身が独立した個人として生きた人生であって、ズァーク自身の人生ではないと思うっていうか…。

だから、「榊遊矢はこうだったぞ!」って言われても、その言葉は遊矢っていう別の自我には響いても
ズァークへの救いにはなるのかな…?ってちょっと疑問を覚えてしまいます、やっぱり。
私としては、遊矢っていう自我を救い出す事とズァーク自身の問題を解決する事は分けて考えたいところなんですが、
この作品としてはどういう線引きで描いてるつもりなんでしょう…?

次回では世界は平穏を取り戻したって事になってますが、
それが本当に平穏になったのか、仮初めの平穏なのか、そもそも四つの次元はどうなったのかもわかりませんし、
これで本当に解決したのかどうかは次回以降を見ない事には判断しがたいですね…。

ペンデュラム召喚が生まれた理由も、今回でどう解釈したらいいのかさっぱりわからなくなってしまいました…/(^o^)\

レイ曰く、「父様が作った4枚のカードは、全ての力を自然に還し純粋な存在に戻すカード。だからペンデュラムは生まれた。」
って事みたいですが…。

う…う~ん???(・∀・;)

「自然に還し純粋な存在に戻す」っていうのは世界が四つに分裂した事も指してるんでしょうか…??
世界が召喚法ごとに分裂してるのは「不自然」な形だと思ってましたし、
零王もたぶんそんなニュアンスで言ってた気がするのでそれがここで「自然」「戻す」って言われると…えっ???う~ん????
あっでも、「純粋」っていうのはなんかわかるかも…??
四つの次元がそれぞれの召喚法だけに特化されてるのは「純粋」といえるかもしれないし、
ズァークの分身四人も、彼の濁った心がなんかこう…濾過されて…抽出された「純粋」さだけが人の形になったみたいな????
遊矢の笑顔を求める気持ちもズァークの「純粋」さの一部なんだよみたいな????
ユート、ユーゴ、ユーリもそれぞれ別の「純粋」さの抽出みたいな?????
そしてペンデュラム召喚は遊矢の「純粋」さに応えて生まれたみたいな?????

でも結局、遊矢達分身が「純粋」で、じゃあズァークは「悪意だけ」の塊の悪魔だったのか?って話になっちゃうという…。
遊矢達は人間として生きられるけど、ズァークは「悪魔」のまま終わってしまったって印象がどうしても拭えない…う~ん…。
ほんと、どこまでを同一視してどこからを別人と考えたらいいんでしょうね?

~そしてデニスくんがこの最終局面に参加する事はなかったのであった~

うん。まあな。わかってたよ。もうデニスの気配の気配の気配に一喜一憂するのはなれっこさ。気にしてないよ。

そもそも今蘇ってもデニスくんが最期を迎えてから状況がこんがらがりすぎてるからな。
蘇ったらまず、瑠璃達が虫に洗脳されてたのを知って罪の意識にさいなまれるところからスタートしないといけないからな。
もうズァークとか次元統合の前にその段階からだからな。混沌とした状況と罪悪感で頭が処理落ちしそうだもんな。

だから仕方ないんだよ。うん。

仕方ないんだよ……。