えきふの夢

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喧嘩番長 乙女 完全無欠のマイハニー プレイ日記1


喧嘩番長 乙女 完全無欠のマイハニー』発売おめでとうございま~す!!!!(遅い)

全然プレイ日記書いてませんでしたが、バッチリ予約して発売日の7月27日に手に入れてました。
前作はDL版だったんですが、今回はアニメイト限定の特典ドラマCD目当てにソフト版で購入!
(2年コンビ+希くんのドラマCDと聞いたら買わずにはいられなかった…)

アニメイト限定セットにはメインキャラ5人がデフォルメされてケモ耳が生えたイラストの缶バッジが付いてきまして、
みんなそれぞれキャラに合ったケモ耳になってるんですが、
未良子がウサ耳なのがどう考えても寂しいと死ぬからで最高のチョイスだと思いました。

さて、前作では真っ先に未良子ルートに走った私でしたが、今回最初に選んだのは…

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貴様だぁ――――っ!!!未良子裕太!!!貴様だ貴様っ!!!

まあ当然未良子ですよね^^
そんなわけで以下、未良子ルートの感想です。

 

●未良子ルート感想


素晴らしかった……。

実を言うと、私は今回のファンディスクの個別ルートを楽しめるかやや不安だったんですよね…。
私は未良子パイセンをもちろん愛しているんですが、前作で好きなのは恋愛ルートよりも圧倒的に友情ルートでして。
だから恋愛ルートの続きになってる今作を楽しめるかわからなかったんですよ。

ところが!!!!!!蓋を開けてみれば、素晴らしいシナリオが待っていたのです…!!

前作の個別ルートでは熱血要素・喧嘩番長要素が友情ルートに全振りされた分、
恋愛ルートではその要素がほぼ排除されたり否定されたりする事もあって(「女はケンカするな」って言われたり)
それが好きな私は物足りなく感じたりもしたんですが…。
今作は最初からルートが一本に絞られてるため、恋愛ルートにもきっちり喧嘩番長要素があって
そのうえで恋愛シナリオとしての完成度が高かったので、とっても楽しめました!!(´V`*)

好みでいうと結局は未良子は恋人よりは友人でいてほしいタイプだな、とやっぱり思うんですけど、
それでも今作のシナリオは未良子裕太という男の愛すべき人間性が溢れる感動的なものでした。

中でも一番感動したのは、発売前にもスチルが公開されていた壁ドンの場面!!!!!!

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これの何が面白いかって……

もう全然全く「胸キュン♡ドキドキの壁ドン♡」のシーンじゃないんすよこれ。
普通に嫉妬と独占欲でキレたヤンキーが彼女に乱暴に当たり散らしてきた恐怖のシーンなんすよ。
(流れてるBGMもヤバイヤンキーとかヤクザに絡まれた時によく流れるBGM)


こわい。カツアゲされるかと思った。面白すぎる。

しかし未良子の真価が発揮されたのはここからである。

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そう…このヤンキー、壁ドンで圧をかけてきながらも、縋るような目をしているのだ…

「オレだけのひなこ」が欲しくて…それがないといつかひなこが自分から離れていきそうで…寂しくて…

こんな…捨てられた子犬のような目を……。

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それでいてこちらが掴もうとするとすり抜けていくのだ。
こんな事をしながら、本当に怒りを向けているのはひなこではなく自分自身に対してだから。


うわ……

め……

め………

めんどくせぇぇぇ―――――っ!!!!!!!!!
めんどくさいよこいつぅぅ―――――――っ!!!!!
誰か助けてくれぇぇ―――――っ!!!!!!/(^o^)\


大人びているようで子供っぽく、自信家でありながら臆病で、そして怒りながらも寂しい目をしている…。
この二面性よ…これだよこれ…私は未良子のどんな甘い言葉よりも、この繊細さが愛おしくてたまらないんだよ……Σd(・∀・)

この壁ドンに未良子裕太という男の人間性(主にめんどくさいところ)が集約されていると言っても過言ではないでしょう。
このシーンは奴のめんどくささがひとつの境地に達した瞬間だと感じ、感動したのです。

この個別ルートは、そんな部分も抱えた未良子の隣に立ち続けるにはどうしたらいいのか?って答えを探すお話だったかと思います。

前作(恋愛ルート)でのひなこと未良子の関係性が、未良子がひなこを完璧にエスコートしてくれるものだったとすると、
今作ではその関係を超えて、お互いを信頼できる対等なパートナーになれたんじゃないでしょうか。
(まあもちろん前作でもお互い甘えようって話はしてたんですが、未良子に守られる印象の方がでかかったかと…)

ひなこがケンカに超強くて一度拳で対等な関係を築いたという文脈がある以上、
守られる立場になってしまうのは寂しいと前作から感じてましたし、それを今作のシナリオ中のひなこも納得できなくて
自分も未良子を守ろうとする流れになったのは嬉しかったですし、気持ちが乗りましたね~。

未良子がひなこに自分の前だけでは女でいてほしいなら、未良子もひなこに弱い一面を見せてもいいし、
一人でかっこつけなくたっていい。そんな事でかっこ悪くなる先輩じゃないとひなこは知ってるから。
…って感じでしょうかね!?そういう絆の描き方がとても美しいと思いました(*´∀`*)

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あとは、ひなことの熱愛スキャンダル写真でフリーのカメラマン(どう見てもカタギじゃない)に脅された時の
未良子の姿勢も、前作からの成長を感じさせて感激しましたね~。

「ひかる」としてのひなこを巻き込まない為にアイドルとしての自分を犠牲にしてでもひなこを守る選択をするんですが…。
それが仕事を捨てて女を優先したって選択でなく、「自分がいなくなったとしてもフロブルはやっていけるだろう」という
メンバーを信頼したうえでの決断である事と、たとえ人気を失くしても絶対に這い上がってやると宣言したのがかっこよかったです。

この辺の「アイドルが恋愛する事自体どうなのか」「もしバレたらどうするのか」って事に対する未良子のスタンスは
実際あったらどう思われるものなのかなぁ…と、フィクションとはいえ真面目に考えてみたんですが、
私は未良子の対応は潔く誠意のあるものだと思いましたね。(未良子がファンに対してどういうキャラを演じてるかにもよりますが)

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そしてやたらと指を絡めたり指先だけ触れるシーンが多かったのがなんともフェティシズムを感じて萌え転がりました。
二人の心の繊細な動きやすれ違いが現れてて大変良かったです。この寸止め感がむしろキスよりもえろい!!!
幼少時にセーラームーンで見たはるかとみちるの指絡めシーンが強烈に幼心に刻まれた私としては大興奮モノでした(*´ω`*)

以上、未良子ルートの感想でした!!!

他のルートの感想は全部書くかはわかりませんがもうちょっと短めに書きたいです!!!!\(^o^)/