えきふの夢

アニメ・マンガ・ゲームの感想や萌え語りを書いたりしてます。

仮面ライダーエグゼイド 12話感想 + 魔法つかいプリキュア! 45話感想


ニチアサで2週立て続けに愛した男が死んでしまったので久々に感想でも。
(原稿中に溜めてたニチアサの録画消化したら先週のARC-V感想に引き続き追悼絵を描くことになってしまった…。)

 

仮面ライダーエグゼイド 12話「狙われた白銀のXmas!」感想


12話の感想とうよりエグゼイド自体の感想…いや九条貴利矢の感想になるんですが…。

まず、エグゼイド。面白いですね。
複数ライダーで、人間関係が複雑で、どこかこじらせてて面倒臭さや焦れったさを抱えた男達…。
ちゃんと話や伏線を把握して追わなきゃ、と思わせる感じ。
平成ライダー初期のような気の抜けない空気が懐かしくも新鮮で、すごく楽しいです(*´∀`*)

そして7話で私は見事に九条貴利矢に心を掴まれてしまいました。

はぁぁ…大好きなんだよッ…!!こういう嘘つきクソ野郎はッ……!!!
しかも嘘をつくのにワケがあると、もう好きにならざるを得ないッ…!!!


ライダーのデザインだとダントツでスナイプ(レベル2)が好みだな~と思いつつも、
7話で貴利矢自身への好感度が上がると同時に登場したレーザーレベル3もすごく気に入りました。
ガシャコンスパローの弓が二刀流の鎌になるギミックや、
必殺技使用時には片方の鎌を空中に投げている間にスロットにガシャットを入れるアクション…。
そのひょいひょいっと戦うスタイルが、変身時の回し蹴りポーズも含めて
貴利矢の飄々としたキャラクターにすごく合っていて、どんどん惚れていってしまったのですが…。

惚れていってしまったのですが………(血涙)

いやぁ…でも美しいキャラクター造形だったと思います。
レベル2がバイクで、誰かに乗ってもらわないと…信じてもらわない事には真価を発揮できない仕組みで、
でも嘘つき野郎で…。4話で永夢を騙した時の「乗せられちゃった?」って台詞が二重の意味になっていて素晴らしかった。
そして、最初はそうやって騙してきたクソ野郎だったのに、後に視聴者にだけは嘘の裏にある本心が明らかにされるし、
誰にも信じてもらえない悲しみに視聴者がすっかり感情移入したところで、別れが待っているわけです。

そこまでが、最初から途中で脱落するキャラクターとして用意されていた彼の物語だったんでしょうし、
こうして好きになっちゃってその死を悲しむこと自体が、
九条貴利矢という男に「乗せられちゃった」って感じで、ニクいですね……(;∀;)

不揃いながらもチームになりかけていた段階で一人脱落者が出て、ドクター達の意識はどう変化していくんでしょうか。
今後もすごく楽しみです。


魔法つかいプリキュア! 45話「想いは時を超えて…!友情のかたち!」感想


校長とクシィの友情とバッティさんの矜持とオルーバさんのえろさが光り輝く神回。

こちらも初めてブログに感想を書くので、まずはまほプリ自体の感想になる部分もあるんですが…。
前作のGoプリが個人的に神すぎたので、まほプリは肩の力を抜いて見る事になるんだろうなって思ってたんです。
ところがどっこい!!今作もGoプリとは違った角度から惹きつけられる物語でして…!!(゚∀゚)

まほプリの何にそんなに惹きつけられるかっていうと、
みらい達が「世界を救う」だとか「正しさ」だとかの為に戦ってないところなんですよね。
そういうスケールの大きな事じゃなくて、「大好きな友達とずっと一緒にいたい」だとか、
あくまで子供っぽい…ていうか子供そのものな狭い認識で戦ってるんです。
でも、そのみらいとリコ二人だけの間に生まれた小さい繋がりがやがて
魔法界とナシマホウ界の二つの世界をも繋いでいく事になるし、それはかつて世界がひとつだった頃に
マザー・ラパーパがかけた魔法…願いでもあった……っていう。

この等身大の女子中学生の気持ちが結果的に世界を救うっていう構成が、
終盤に差し掛かるにつれてじわじわと確実に効いてきていて、見ていてすごく気持ちがいいです。
(この辺は同じく村山功さんがシリーズ構成をされてたマジンボーンに通じる部分がありますね…。)

で、この物語で大切なのは行動の「正しさ」とかじゃないんだな…っていうのが
ひとつの境地にたどり着いたのがこの45話!!!!

今回の主役はみらい達プリキュアよりも、校長やクシィ、バッティさん達でした。
そして、クシィがかつて闇の魔法に手を染めた事は「正しい」事ではなかったし、
今回バッティさん達がオルーバさんに立ち向かったのも別に改心したからとかじゃないんです。
スパルダさんなんて「私が世界を闇に染める!」なんて言ってましたし。
それでもバッティさん達はめちゃくちゃかっこよかったんです。

なぜかっていうと、一番大切なのは「想い」だから…!!
クシィが闇の魔法を追及したのは結果的に間違いになってしまったけど、それを求めた背景には、
魔法界を守る力が欲しい、そして危険な研究に親友である校長を巻き込みたくないという「想い」があったんです。
そしてバッティさん、ヤモーさん、ガメッツさん、スパルダさんは、クシィが道を誤って
ドクロクシーとなったから生まれた闇の存在なんですけど、彼らが今回見せた矜持もまた、尊い「想い」なんです。

じゃあ、結局ここで何が一番「悪」なのかというと…

その「想い」を馬鹿にして踏みにじるオルーバさんなんですよ!!

人の「想い」を「馬鹿にする」こと。それこそが、この作品における絶対悪なんじゃないでしょうか。
デウスマストの計画だのとゴチャゴチャぬかそうと、「馬鹿にする」って事が一番許せない行いなのだと。


そういうテーマが、この45話からすごく感じられました。
魔法つかいプリキュア!』が伝えたい事が詰まりに詰まった神回であったと思います。

……。

そして……

話の本筋とは別にオルーバさんの本気全開なえろさに興奮する神回でもありました……
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n'∀')η゚・*:.。..。.:*・゜゚・*


あの…縛られた時の苛立った表情…ビキビキッとグロテスクな音を立てて頬に浮かび上がる目玉…
「下等な生き物がッ!!!」からのメガネ粉砕…左右非対称の白い翼と黒い翼…
アゴクイからの「返して」…からのゴミを見る目での蹴とばし…


全てが……全てが最高でした……♡♡♡♡

もうね…やばいよ…!?!?

絶対チビッコ女児達の中にも何かの性癖に目覚めてしまった子がいると思うよ!?!?

絶対にね!!!!!!あと十数年もしたらね!!!!!!
「小さい頃プリキュアで見た悪役のせいでなんか目覚めちゃったんだよね…」
って告白しだす人外フェチオタク女子達が現れるから!!!!!!!
絶対に!!!!!!!絶対にな!!!!!!!!!!!!!


君たちと出会える未来を、おば…おねーさんは楽しみに待っているぞ!!!!!!Σd(・∀・)