えきふの夢

アニメ・マンガ・ゲームの感想や萌え語りを書いたりしてます。

『イナズマイレブン~ペンギンを継ぐ者~』についに登場した西蔭政也がヤバイと私の中で話題に

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やぶのてんや先生による灰崎のスピンオフコミカライズ『イナズマイレブン~ペンギンを継ぐ者~』。
いつも楽しみに読んでます。

そして…


イナズマイレブン~ペンギンを継ぐ者~(話) - 星章再生編「宿敵」の巻


本日更新の最新話についに私の愛する西蔭が初登場しました!!!!!


コマ数で言うと12コマ、ページ数で言うと8ページ、台詞(コマ単位)で言うと3コマ分の出番!!!!!!

「あれだけサッカーでやられたのに まだ、やられたりないようだな灰崎…」
「…野坂さんが決断されたことだ。」
「拳でウサを晴らしたいならオレがいつでも相手になるぞ。」


台詞は決して多くはない…。しかしその少ない言葉から無限に行間が読み取れてしまうのだッ!!!!!


まず灰崎に手段を選ばないサッカーを非難されて返した「…野坂さんが決断されたことだ。」の最初の三点リーダ!!!!

西蔭だってわかってるんですよ、あれが相手の身も心も傷つけるサッカーだって。
野坂の進む道は覇道であり、修羅の道なのです。
それを十分理解したうえで、野坂の決断に従っている。アニメでもグリッドオメガを使う野坂の躊躇いに気付いていましたし、
そのうえで「野坂さんが決断されたなら俺は全力でやるまでです」と言って寄り添っていましたが、
イナペンでも西蔭のその決意が感じられますね。この三点リーダから!!!!


そして怒りが収まらない灰崎に対する「拳でウサを晴らしたいならオレがいつでも相手になるぞ。」
これが一番ヤバイですね!!

この慣れた対応からして、野坂に突っかかる相手はこれが初めてじゃないって察せられるんですもん!!

王帝月ノ宮はこれまで対戦相手と大差をつけて叩きのめす試合をしてきたのでしょうし、
灰崎みたいな個人的な恨みじゃなくても試合外で突っかかってくる相手はいたんでしょう。
そして、その度に西蔭が返り討ちにしてきたんでしょうね。

西蔭は野坂と出会ってからは更生してケンカもやめたんじゃないかとなんとなく思っていたんですが…。
今でも野坂を守るためなら人を殴る事もいとわないようですね!!!


うわ……野坂のために汚れ役を引き受けてるって感じでめっちゃかっこよくないすか……??
(※人を殴ったら試合出場停止処分になるのではという野暮なツッコミをしてはいけない)


も~~灰崎に対して左手でクイクイッと挑発するところからも俺が盾になろうという強い意思を感じますよ!!
あれって野坂の方へ行かせないための挑発じゃないですか!?!?

だってそもそも「ケンカ」する方向へ誘ったのは西蔭の方ですからね!灰崎がまだ殴りかかってもない段階で!
好戦的な性格でもないだろうにあんなあからさまな挑発をしたわけで!!
それで灰崎は怒りを向ける相手が野坂だったのにも関わらず、殴りかかるのは西蔭の方に向かっていった。
野坂さんを守るためにヘイトを稼いだんじゃないですか!!!!!


それでこそ野坂の「静かなる守護神(ガーディアン)」!!!!
従者の鑑!!!!!カッコイイ!!!!!!ヽ(*´∀`*)ノ


それでいて「ケンカになった場合当然勝つのは自分」という絶対の自信に溢れた態度もまた、
「全然ヤンキー卒業してないじゃんこいつ」感が半端なくて素晴らしいです。

本当に最高の男です。惚れ直しました。


そして灰崎と西蔭がケンカになりそうなところを振り返りもせずに横目で見てる野坂も「皇帝」然としてていいですね。
オリオンで西蔭にちゃんと友人のように接する事ができるようになった野坂ももちろん大好きなんですが、
こうして西蔭が自分の為に体を張るのが当たり前だと言わんばかりの態度をしてる姿もやっぱり萌えますね…(*´∀`*)
振り返らないのは「ケンカになれば西蔭が必ず勝つだろう」という信頼ともとれますしね。

それに、背を向けながらも、横目であっても灰崎が本当に殴るのかを目を離さずに見ているのも良いです。
灰崎がまだサッカーで勝負する気があるのか、それを放棄して暴力に頼る程度の奴なのかを見極めようとしてるんですね。
星章戦で灰崎達を叩きのめしながらも実力を認めていた密かな心情が感じられて熱いです。
ああやってじっと見つめていたのは相手が灰崎だったからかもしれませんね。
本当の凡人プレイヤーが突っかかってきた時は横目で見る事すらしないのかもしれません。
本当に殴ってきて、西蔭によって秒で地面に転がされたその相手は、
サッカープレイヤーとして心の底から軽蔑するのでしょう。そんな妄想をすると興奮します。


……以上、イナペンの西蔭(と野坂)の感想でした。

「オリオンで野坂映らないし西蔭空気になったし当分感想書かなくていいかな~」って
思ってたら思わぬ爆弾が投下されましたね…。


イナペンはキャラクター描写や台詞回しが本当に丁寧ですごいと以前から思っていましたが…。
こんなちらっと登場しただけの野坂と西蔭すらも無限に行間が読めてしまう圧倒的描写力を見せつけてくるとは…
もうすごい通り越して怖い……ヤバイ……やぶてん先生ヤバイ……。


ところで、野坂のスピンオフもマンガワンで連載予定との事ですが…。
アレスのアニメ終わってもいつ始まるのかどなたが描くかも全然発表されないので、
私は「イナペンが終わった後やぶてん先生が描かれるんじゃ?」って勝手に憶測を立ててたりします。
実際イナペンは灰崎の復活までやったら完結しそうな気もしますし…どうなんでしょうね?

確実に言えるのは、もしやぶてん先生が描かれたらその圧倒的キャラクター描写に私が耐え切れず命を落とすという事です。