二人が初めて出会った時のシチュエーションが再現されたのに一番感動した……。
●遊戯王ARC-V 144話「呪われし機械仮面」感想
正直に白状しますと、不満はあります！！！！！！！！！
デニスが今回悪を演じたのって、あくまでアカデミアという立場としてって感じだったんですよね！！！！
それは彼自身が抱えていた悪意とはちょっと違うと思うんですよね！！！！！！
彼の悪意って、アカデミアだからってだけじゃなくて、
エンターテイナーだからこそ持ってるものでもあったと思うんですよ！！！！！
遊矢に勝鬨を差し向けた事とか、自分の仮面を剥がした黒咲に向けた怒りなんかは、
彼のエンターテイナーとしての苦しみの結果でしょうよ！！！！！！！
アカデミアに教えられたものなんかじゃない、デニス・マックフィールド自身の苦しみですよ！！！！！
自殺だって、アカデミアとエンターテイナー両方であるゆえの苦しみですよ！！！！！
デニスはもっと自分自身の苦しみを吐きだしても良かったんじゃないかと思うんですよ！！！！！！！
特に勝鬨の事はね！！！！！！遊矢に知ってほしかった！！！！！！！！！
遊矢に向けた悪意を知ってほしかった！！！！！！！！！！！！！！
それを知ったうえで遊矢がデニスにただエンタメデュエルをしようと言ってくれたら最高だった！！！！！
でもね…でもね……いいんです！！！！！！！！！！！！！
いいんだこれで！！！！！！！！！！！！！！！
だってデニスはもうこれから仮面を被らず
笑顔も涙も隠さずに生きていけるんだもん！！！！！！！！！
それが確信できたんだもん！！！！！！！！！！！！！
まあ、苦しみをもっと吐いても良かったんじゃないかと思うのは確かなんですけど…。
でもですね、今回のデニスの態度で安心できたのはちゃんと「助けて」って言えた事なんです。
それがあったから、これからの彼は苦しい時に苦しいってきっと言えるだろうと思えるんですよ。
今回のデニスのエンタメ自傷行為…実はそこまで自虐的でもなかったんですよね。
むしろかまってちゃんだった……。
（遊矢が最初はデニスとデュエルせずに立ち去ろうとした時の必死の榊遊勝の弟子アピールかわいかったですね！！）
遊矢が気付かなければそのまま悪として倒されるつもりだったのかもしれませんけど、
最後まで演じ切るつもりにも見えなかったんですよね。遊矢が気づく事に期待しているように見えました。
だって、仮面にヒビを入れたのは遊矢だったけど、仮面を取ったのはデニス自身でしたもん…。
あれは、デニスが遊勝には言えなかった「助けて」って気持ちを今度は伝えられたって事で、
遊矢もそれに応えてくれたって事なんじゃないでしょうか…。
だからまあ、「エクストリームエンタメ自傷行為なのでは！？」っていう前回の記事の予想はハズレだったんですけど…^^;
でもデニスに一番してほしいと思ってたのは誰かに助けを求める事だったので、むしろこの予想がはずれて良かったです。
彼は「助けを求める」という「勇気の一歩」をついに踏み出す事ができたのでしょう…(;∀;)
どの道伝え方がアクロバティックすぎてめんどくさい男なのに変わりはないんですけどね…（だがそんな君が私は好きだ）
ほんと……本当に……この結末で良かった……！！！！！！！
デニスが大罪人なのは間違いないし、私もそんなクズいデニスに萌えていたりしたんですけど…。
でも私はデニスにもう誰からも自分からも罰を与えられて欲しくなんかなかったんです。
だって彼はもう自分に死という罰を一度与えたんですから…。これ以上不幸になってほしくなかった。
十字架を背負って、笑顔を失くして生きてほしくなんかなかったんです。
だから本当に良かった！！！！！！！！！！！！！！｡･ﾟ･(ノД｀)･ﾟ･｡
デニスは償いなんてしなくていい！！！！！罰なんて受けなくていいんだ！！！！！！！
自分で罰を与える必要もない！！！！！遊矢に与えられる必要もない！！！！！！
ただ、好きな事をして生きればいい！！！！！それが答えなんだよ！！！！！！
最高のショーをありがとうデニス！！！！！！！！
どうか幸せに生きて、ショーを続けてね！！！！！！
SHOW MUST GO ON!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
