●マジンボーン 48話感想
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私はねぇ……もう、ショックです…。
レボルトとソキウスが最後まで仲良ければいいなと思いつつも、
ソキウスがレボルトを裏切るイメトレもして、
二人の関係がどう転んでも萌えられる準備をしているつもりだった。
そう、「つもり」だったんですよ………。
まさかそっちが裏切るとはな………。
でも考えてみたんです。まだ全然冷静な気持ちにはなれてないんだけど…
自分が何が一番悲しかったのか考えてみたんです…。
そしたら私、別にソキウスが死んだこととかレボルトに殺されたこと自体は
あんま悲しくないんじゃないかなって……。
むしろソキウスが「従順そうに見えて実は尊大な奴かと思ったらやっぱり従順だった」って事には
萌えすらかすかに見出せそうなくらいでね……。
それに、OPでも二人でセット扱いになってたり、レボルトの他の手下とは違って
対等に会話するシーンがあったりとかで、付き合いの長さを匂わせたりなんかして
「もしかしてレボルトはソキウスだけは友人と思っているのでは」と思わせた所で
こんな風にあっさりバッサリ切り捨てるなんて、なかなかのミスリードで天晴れですよ…。
レボルトがこの上なく「倒すべき悪」として確立されて素晴らしいじゃないですか…。
じゃあ何がそんなに受け入れがたいのかっていうとさ…
ソキウスが常識人だった事だよ！！！！！！！
だって「やりすぎだ！」って、えっ……？？
えっ………？？？？？
どうしてだ。お前は変態ではなかったのか…。
私が変態だと思ってたお前はすべて嘘、幻だったというのか……。
お前はネポスの未来なんてどうでもいい快楽主義者なんだと信じていたのに……。
私は今、ソキウス（とレボルト）への興味を急速に失いつつある…。
ぜ～んぶ、私の勘違いだったんだ……。
私が好きな変態紳士ソキウスなんて最初からこの世にいなかったんだ…。
ソキウスはレボルトに裏切られたかもしれないけど、ソキウスは私を裏切ったのだ…。
この世には、勝ちと負けしかないのか……。
