ブログでFateの話をするのは久しぶりですね。
ゲーム（レアルタヌア）の方は3年近く前に凛ルートをクリアして桜ルートを序盤だけやって放置、
「劇場版Heaven's Feelの公開日決まったら再開しようかな」とかほざいてその後マジで公開日決まるまで寝かせ続けました。
他のゲームもあるから公開が近づいた9月に再開しようと計画を立て、結局少し遅れて9月末にやり始め、
んで公開された今もまだクリアしてなかったりするんですが、全然安心して劇場に足を運べるくらいには終盤まで来てる所です。
そんなわけで観に行って来ました、劇場版Heaven's Feel第一章！！
以下感想です。
素晴らしかった……。
私の求める間桐慎二の可愛さがそこにあった……。
テレビアニメのUBWのギャグキャラマスコットな慎二が本当に解釈違いだったんです…。
傍目害悪クズ野郎の慎二を「人畜無害」と言えるのは凛だからであって、あんな誰が見ても人畜無害に描写しちゃダメだろと…
ああいうわかりやすい可愛さを盛るのは許せないと…乙女走りとか尻アップとかさぁ…
慎二の可愛さはクズさの中に見出すものであって、あんなあざとく見えるもんじゃねぇと…。
だからufotableさんの慎二は私には合わないのかなって…またそんなだったらどうしようっていうのが今回の最大の不安でした。
しかし…ufotableさんはやってくれました！！！！
あそこまで繊細に慎二の心に寄り添った描写を…！！！台詞にない、映像全体から伝わる心の声ッ！！！！
さり気なくも明らかに聞こえる心の叫びッ！！！！！これだよこれ！！！！！！！私が求めてたのは！！！！！！щ(ﾟ∀ﾟщ)
しかもトドメにさ…藤ねぇが見てたアルバムの中に士郎と慎二が体育祭や卒業式で仲良く並んだ写真があるのが辛いですよぉ…。
ここまで慎二の気持ちが苦しさが伝わってしまう作りにしちゃってさぁ、このルートで慎二は何も救われず死ぬんですよ！？！？！？
今後確実に訪れる、士郎が慎二の亡骸を見つける時を思うと今からもう心が痛くて痛くて…もうそのシーン来たら泣いちゃうかも…。
いやぁ、でもね…このスタッフさんの慎二への愛の形こそがね、私が見たかった愛なんですよね…。
ありがとう！！！！！！！ufotableさんありがとう！！！！！！この方向性のまま間桐慎二への愛を貫いてくれ！！！！！！！
…という感じに、
メインヒロインである桜を差し置いてついつい慎二の事ばかり語ってしまう程の慎二描写でした。
いやもちろん桜も可愛かったですよ！？！？！？
衛宮邸に通う様は健気だし、白ワンピ超可愛かったし…（夏服だから劇中の季節に合わなくて寒そうだったけど…）
でも実際映画始まってまず観客の心に飛び込んでくるのは慎二の苦しみだし桜より先に画面にドンと映るからなアイツ…。
UBWのテレビアニメで既にやった導入部分を大胆に省略して過去回想から始まって、
間桐兄妹と士郎の関係性をがっつり丁寧に掘り下げてきたのが本当に良かったと思います。
次の見どころはやっぱりサーヴァント戦ですね！！！
今回は特に、ゲームでは割とあっさりやられたランサーの戦いがかなりカッコイイものとなっておりました。
陸上部みたいなきれいなフォームの走り方は面白かったしあんな大勢に目撃されそうな道路で
ランスロット（※コードギアスの方の）みたいな動きしたりトラックの上で暴れたりそれじゃ飽き足らず
トラック完全に切り刻んでものすごい交通事故引き起こしたりで後始末する教会とかの身にもなれよっつーか
こんな平気で目立つならもう冒頭で士郎殺さなくて良かったんじゃ？？？（Fate/stay nightが始まらない）
とすら思えてここまで派手に戦闘してる事自体がある意味壮大なギャグだなって感じだったんですけど、
超かっこよかったんでどうでもいいな！！！！！！って思いました！！！！！Σd(>∀･)
あとは台詞で印象に残るのがありましたね。イリヤの「そいつ再生するから首をはねてから犯しなさい！！」とか
慎二の「ヤリ足りないから手放したくないんだろ？」とか、私がゲームで聞いた覚えのない過激な台詞があって、
もしかして原作（R18）からレアルタヌア（全年齢版）に移植する時にカットされた台詞かな？って思って
軽く調べたらやっぱりそうだったようで。なかなかゾクゾクするいい台詞ですね～。
劇場版だからテレビじゃできないダークな描写にも遠慮なく挑戦できるんでしょうね。
ポスターでも「禁断の物語」って書かれてるくらいですし、「Heaven's Feelをやってやるぞ！」って気合を感じます。
どこまでやるか怖くてドキドキですよ…(((･∀･;)))
次の2作も楽しみですね。期待してます！！！！！
